この記事は
昔ながらのシンプルな牛乳かんが食べたい!
と、急に思い立って 、かたせうみが謎の凝固剤「アガー」を使って、いちごの牛乳かんを作る記事です。
昔ながらのって・・、病気とかの時に食べたあれが食べたくなるとは・・、疲れてんのかな?
しかも、「アガー」を使った時点で既に牛乳かんではないのですが、「アガー」って、使った事ないし、美味しかったので記事にします。
今回ケーキ型を使ったレシピとなりますが、結構やわらかくふるふるとしているので、作る時の型は、カップやココットをおススメします。
目次
謎の凝固剤「アガー」とは!
さて、今回使った「アガー」ですが、ゼラチンや寒天と同じく料理に使う凝固剤です。
凝固温度が40度と高く、常温でも固まるので扱いやすいうえ、食感はふるふるぷるんと柔らかく、無味無臭で固まった後の透明度が高いので、水ゼリー等でよく使われているとか。
原材料は、カラギーナンと呼ばれる海藻から抽出した成分に、糖類等を混ぜて作られます。
今日は、昔ながらの固いやつが食べたかったんだけど、ま、いいか。
余談ですが、見た目や食感はふるふるとしていますが、凝固温度が高いので、ゼラチンの様に口中でとろける事はないとの事。
なので、ジュレ等にはゼラチンを使うのがいいんでしょうね、きっと。
これは、今回使用したアガー。
アガーは、英語で寒天の事だそう。
このアガーは、カラギーナンではなく、寒天やこんにゃくから抽出しているみたいですね。
いちごの牛乳かんの準備
今日のイメージは、豪華プリンの様な、ホール型の牛乳かん。
で、ケーキ型で作ろっかなと思ってます。
ブログだから。
でも、これがちょっと間違いだった・・・。
しかも、いちごの他にもキウイまで・・。
この時点で、既に昔ながらではなく、ブログアップを意識した下心が丸見えレシピとなっております。
味は、美味しかったです。
アガー 12グラム
牛乳 500CC
水 100CC
いちご 1パック(小粒のもの)
キウイ ひと玉
コンデンスミルク 80グラム
コンデンスミルクは、グラニュー糖でもいいです。
また、このレシピは、今回作ったものを正直に書いています。
果物多すぎて、たくさん食べたら舌がびりびりした。
ていうか、美味しいからびりびりする位食べた。
いちご牛乳かんを作る
いちごの牛乳かんの作り方です。
作り方は簡単ですが、アガーの凝固温度が高いので、牛乳は人肌より少し熱めに温めておきます。
いちごは、退色を防ぐために、塩水につけるかレモンを絞っておきます。
いちごとキウイを適当に切ったら、鍋にアガーと水を入れて、ダマにならないようよく混ぜてから火にかけて、煮溶かします。
沸騰したら、更に1~2分火にかけるんだそうだ。
レシピには分量書いてありますが、適当にコンデンスミルクを入れて溶かします。
コンデンスミルクの甘味や旨味が、いいですよね~・・・。
温めた牛乳をいれて、素早く混ぜます。
まぜていると、だんだん温度が下がって、アガーが固まり始めます。
本当にはやい・・。
だからと言って、牛乳にアガーを混ぜて火にかけたりしないようにね。
静かに液を型に流し込みます。
いちごもキウイも結構余ったので、ざく切りにして全部入れてしまった。
キウイは酵素が強いので、たんぱく質を分解してしまいます。
ゼラチンを使用した場合、生のままのキウイでは凝固しないんですが、アガーや寒天の場合は、主成分がたんぱく質ではないので、分解されずにちゃんと固まります。
但し
今回のように、別々なら大体大丈夫です。
こんな感じ・・。
少し、いちごが浮いている・・。
あら熱が取れる頃には固まっているので、ちょっと冷蔵庫で冷やせばおいしくいただけます。
いちご牛乳かん実食
できた!
型から外すときも、特に空気を入れたりせずともぷるんと落ちてきます。
もしかしたら、もう少しアガーを増やせば、固めな仕上がりが望めたのかも??
切ってみたら、フォンダンショコラのチョコの如く、中からフルーツが流れ出してきました・・。
明らかにキウイとか入れ過ぎだね、これ・・。
だから真ん中だけ固まらなかったのかな・・。
一応写真撮ってみたけど、コレジャナイ感がすごい・・。
食べづらいので、正しい盛り方はこうですね。
プリンとは違う・・。
アガーを使ったいちご牛乳かんの食感や味
今回は、果物を入れ過ぎたこと以外は、美味しくできてます。
本当です。
アガーの食感は、ふるふる以外書けないのですが、これ、あれだわあれ。
牛乳プリンの食感!
といえば、お分かりいただけるでしょうか。
口の中では溶けないはずだけど、やわらかくぷるぷるしているので、とろけるような感じがします。
そして、優しい牛乳の味と、コンデンスミルクの甘味。
そこへ、甘酸っぱいいちごとキウイ・・・、って、キウイもいちごも多すぎだから!
味のアクセントどころか、メインがフルーツになっちゃって、そこに牛乳プリンが混ざっているという。
美味しいけれど、私の目指していたものとは違う・・。
あ、でも、美味しいですから!
というわけで、次回、「昭和の牛乳かん」お楽しみに。
寒天溶かすの面倒な人は、こちらをどうぞ。
外さないおいしさ、「かんてんぱぱ」シリーズ。
熱湯に溶かして、冷たい牛乳入れるだけです。
でも、油断してると固まらないから、牛乳は冷たくない方がいいと思う。
こっちは、固いタイプの「パオパオ杏仁」 。
シロップもついててすごく美味しいです!
ということで、次回また牛乳かん作ります。
それではまた。
読んでいただき、ありがとうございました。