こんにちは。
今日は、一度作ったらやめられない美味しさ、中国の「辣椒醤(ラージャオジャン)」を作ってみました。
一時流行した「食べるラー油」みたいな感じですが、香味野菜がたっぷりで、自分で作ると味の調整もできて量もたっぷり。
フードプロセッサーがあればすぐに出来るので、辛いものが好きな人は挑戦してみて下さいね!
目次
参考にしたのは、「あんねこ(amber210109)」さんのTikTok
私は、インスタやTikTok等のお料理動画をフォローしているのですが、いつも目先の変わった中華を紹介してくれている「あんねこ(amber210109)」さん。
そのあんねこさんが、ある日こちらの動画を投稿していました。
![](https://www.kataseumi.com/wp-content/uploads/2021/05/20180721122054.png)
何これ美味しそう~!
こういうの、自分で作れたら最高です!
「ラージャオジャン」には生のトウガラシや甘長トウガラシが使われますが、旬は夏。
辛くなるのはまさにこれから!
生のトウガラシがなかったら鷹の爪で代用できるので、手に入らない時期は鷹の爪を使うといいと思います。
ただ、生のトウガラシと乾燥トウガラシではやっぱり味や風味が変わってくるので、手に入る時期なら、生のトウガラシを使ってみて下さい。
辣椒醤(ラージャオジャン)の材料
それでは早速作っていきます。
TikTokはあげられる動画が短い事もあって、あんねこさん結構アバウトな感じに作っていますが、とりあえず分量を起こしてみたので、参考にして下さい。
![ラージャオジャン材料の写真](https://www.kataseumi.com/wp-content/uploads/2021/07/CA2E2096-FA5B-472A-8E1B-BDD4B9F0E42C.jpeg)
★ 甘長トウガラシ(品種は色々あります。今回は「福耳」)
1パック
★ 生トウガラシ(今回は「激辛なんばん」)
1パック(グラムにすると80gでした)
★ ショウガ
大ひとかけ
★ ニンニク
6かけ
★ ゴマ
小さじ5
★ ピーナッツ
レンゲ2杯(大さじだと、4杯くらいです)
★ トウガラシの粉
小さじ2
★ 塩
小さじ1と1/3~小さじ2(入れ過ぎるとしょっぱいです)
★ オイスターソース
小さじ1
★ 砂糖
大さじ1
★ 紹興酒や焼酎などのお酒
大さじ1~2
★ 鶏がらスープの素
小さじ1
★ 油
120cc
★ 八角
1個
★ 玉ねぎ
輪切りで2~3個
★ 長ネギの青い所
1本分
★ 月桂樹の葉(ローリエ)
1枚
動画ではもう少し少なめの量で作っている感じなんですが、スーパーや道の駅などで売られている甘長トウガラシや生トウガラシを余らせないように作るとこんな感じになります。
かなりの量ができるので、不安な方は半量とかで試してみて下さい。
ただ、香味油を作るためには、多めの油でないと上手くいきません。
その場合は、香味油用の野菜を細かく刻んだり、香味油を作らないでごま油とかにするといいんじゃないかなと思います。
![激辛なんばんの写真](https://www.kataseumi.com/wp-content/uploads/2021/07/FEDEEA0C-4CA9-46D4-AF3A-64B810CC206A.jpeg)
北海道ではまだ生のトウガラシは出回ってなかったので、今日は「激辛なんばん」を使います。
きっと同じ。
ラージャオジャン作り、基本の手順!
それでは早速「辣椒醤」を作っていきますが、手順は簡単なので、まずは大まかに説明します。
- STEP
材料を刻むか、フードプロセッサーにかける
- STEP
刻んだ材料に酒とゴマ等を加える
- STEP
香味油を作る
- STEP
熱いうちに油と調味料を入れたら出来上がり
簡単4ステップで出来上がりです。
塩と油のお陰で、たくさんできても冷蔵庫に入れれば1週間位は持つはずなので、意外に消化できてしまいます。
但し、生のニンニクを刻んだものは、強烈に臭いが残るので、食べる日は気をつけないといけませんね。
一応、ニンニクを食べたらすぐに、リンゴや青汁を摂取すると、臭いが抑えられるようですよ。
「ラージャオジャン」を作る!解説つき
![甘長トウガラシなどをフードプロセッサー入れている様子の写真](https://www.kataseumi.com/wp-content/uploads/2021/07/B65393F6-E5B5-46D7-A9B7-C5A3CAFC7910.jpeg)
それでは、手順の細かい解説です。
まずは、甘長トウガラシ、生トウガラシ、ニンニク等をフードプロセッサーに入れて荒刻みにします。
フードプロセッサーやハンドチョッパーが無くても、包丁で刻めば大丈夫です。
トウガラシの種は、とっても取らなくても大丈夫。
気になる人は取りましょう。
あんねこさんはハンドチョッパーを使用していましたが、我が家はフードプロセッサーがあるので、こちらを使用します。
容量が大きいブラウンのハンドブレンダーは、本当に重宝です。
![](https://www.kataseumi.com/wp-content/uploads/2021/07/3157652D-0A24-4718-9825-684939484696.jpeg)
ショウガはこれ位使う。
ショウガの大ひとかけは、これ位。
この辺はお好みで調整ができます。
今日の感想としては、『もう少し入れてもよかったかな?』と言った感じです。
皮をむいて、一口大に切ってからフードプロセッサーに投入。
![](https://www.kataseumi.com/wp-content/uploads/2021/07/F3F362F3-5D6B-4C0A-85F0-66CB1C4CF0EF.jpeg)
ニンニクの芽は取り除く
ニンニクは二つに切って、真ん中の芽を取り除きます。
芽は取り除かなくても食べられるけど、エグ味があるので、取り除いた方がいいと思います。
![](https://www.kataseumi.com/wp-content/uploads/2021/07/7ECD1049-E934-438A-AB9B-8B36C33A6AA3.jpeg)
ピーナッツはまろやかさと香ばしい食感に一役買っている
ピーナッツ。
あんねこさんが食べていた「ピリ辛ピーナッツ」は近所に売っていなかったので、普通のやつ。
これが、ラージャオジャンに食感と香ばしさと、ほのかな甘みとマイルドさを加えてくれます。
動画では後半に砕いていましたが、フードプロセッサーは一緒に入れれば砕いてくれるので、一緒に入れます。
手で砕く場合は、袋に入れて、上から麺棒などで潰していきます。
動画では、香味油をじっくり作っている時にやっていましたね。
![](https://www.kataseumi.com/wp-content/uploads/2021/07/50BE54FB-A1C3-4EBB-9817-BCE705374F4B.jpeg)
フードプロセッサーなら30秒もあれば、完成する!
フードプロセッサーであっという間に刻まれた材料。
ものの30秒もかからず・・。
すごいわやっぱり・・、フープロは・・。
この後、熱い香味油を加えるので、刻んだ材料を耐熱容器に移します。
![](https://www.kataseumi.com/wp-content/uploads/2021/07/14588F80-064A-4A79-92B6-EF3BF616F58C.jpeg)
今回は、一人用の土鍋を使用
耐熱容器は、Pyrexなどのガラスボウルとか、鉄鍋などがおススメ。
今日は沢山出来ちゃったから一人用の土鍋を使ってます。
グラタン皿でも大丈夫。
具材を移したら、分量のゴマとトウガラシの粉を加えます。
トウガラシの粉は、カルディとか、スーパーの韓国料理や中華の食材コーナーで扱っています。
小さじ2杯にしたけれど、出来上がりはどちらかというとマイルドだったので、火を噴くような辛さが好みなら加減してみてください。
![](https://www.kataseumi.com/wp-content/uploads/2021/07/A41117A6-7AFE-454D-8F85-707F3BA10577.jpeg)
中国と言えば、紹興酒か・・??
刻んだ野菜とゴマ、粉トウガラシを混ぜたら、お酒を加えます。
動画ではイモ焼酎を使っていました。
とりあえず、中華なので今日は紹興酒(芋焼酎は飲まないので、ない)。
香味油を作る
ひととおりの作業が終わったら、香味油を作ります。
これさえできたら、完成です!
![](https://www.kataseumi.com/wp-content/uploads/2021/07/0ED0EC60-5C14-48AE-9B29-94F674B079F6.jpeg)
広めのフライパンがおススメ
フライパンに、分量の油、玉ねぎ、長ネギ、ローリエ、八角、ショウガの、香味や油用の野菜を入れて、火をつけます。
野菜たちが焦げないよう、火加減は弱火。
じっくりエキスを抽出して、油に風味と香りを移します。
油は何でもいいと思うけど、美容に気を遣ってオリーブオイルにしました。
オリーブオイルは冷たくなると結晶しますが、常温にすれば元通りになるし、品質に影響はないので大丈夫です。
ごま油も美味しいかもしれないですね。
最近話題のMCTオイルは、熱を加えると煙が出るので使えません。
![香味油に入れていた野菜が揚がった頃の写真](https://www.kataseumi.com/wp-content/uploads/2021/07/8D3D7BE9-1C6C-4D42-82F2-9A45FF7F7257.jpeg)
本格的なネギ油などを作る時は、30分位かけて野菜を揚げていくのですが、大変なのでこれ位で引き揚げました。
油を舐めてみると、ほのかな甘みに八角の風味で、本格中華な感じに大変身するので、油ができたら舐めてみて下さい。
![](https://www.kataseumi.com/wp-content/uploads/2021/07/CD4CB83F-6681-4D85-8F61-C8A797562A01.jpeg)
熱いうちに油と調味料を入れたら完成!
熱々の油をラージャオジャンの具に加え、よく混ぜます。
熱いうちに砂糖や塩などの調味料を加えたら出来上がり。
ラージャオジャン完成!お豆腐や素麺、お肉にも!
![ラージャオジャンの完成写真](https://www.kataseumi.com/wp-content/uploads/2021/07/72C7364D-F19F-4D92-B6FE-DCAD09D0B73D.jpeg)
「辣椒醤(ラージャオジャン)」完成しました!!
これは真面目に美味しいです!
出来たてよりも、味がなじむ数時間後とか翌日がおススメ。
![ラージャオジャンの食卓写真](https://www.kataseumi.com/wp-content/uploads/2021/07/757C2FCE-9ECD-49D0-86AE-55CACF21C987.jpeg)
![白いご飯にラージャオジャンを載せた写真](https://www.kataseumi.com/wp-content/uploads/2021/07/01154147-39B8-4781-84BC-699AAE3B286D.jpeg)
まずは、白いご飯で・・。
・・・、最高に美味しい・・♡(糖質制限中・・)。
![厚揚げにラージャオジャンを載せている写真](https://www.kataseumi.com/wp-content/uploads/2021/07/94235867-AA2D-4B69-94AD-2AE9FFFC8AE9.jpeg)
外側をパリッと焼いた厚揚げにも・・。
しょうが醬油も最高ですが、トッピングがあるとまた違った美味しさ。
「ラージャオジャン」は、素麺にそのまま絡めても美味しいし、めんつゆに薬味代わりに入れてもとても美味しいです。
ラーメンやスープにもいけるだろうし、味付けしていない鶏肉のから揚げにつけても美味しかったです。
抗酸化作用が強力でスタミナ満点の生ニンニクに、生のトウガラシ、甘長トウガラシ、デトックスのショウガと、夏にもピッタリです。
食後は臭いは注意ですが、フードプロセッサーがあれば簡単にできちゃうので、是非作ってみて下さい。
それではまた。
LOHACOなら、いっぺんに手に入るかも??