こんにちは。
今日はあなたに、めちゃくちゃ美味しい北海道のドレッシングを紹介します!
その名は「百鬼」!
おどろしい名前だけれど、「百鬼」は元大人気レストランのオーナシェフの作
「百鬼」というと、百鬼夜行等の不穏な言葉しか思いつかないおどろおどろしい名前ですが、現在六花亭が販売している、すっごく美味しいドレッシングの名前でもあります。
元々は、札幌の有名パスタ店「モンシェルトン」のオーナーが、中札内でオーナーを務めたレストラン「百鬼」から由来する名前のようですが、紆余曲折あり、今はもうそのレストランはないそうな。
実は私も、とあるスーパーでこのドレッシングをたまたま見つけて購入しただけで、背景的なものは全く知らなかったのですが、ちょっと調べるとその歴史が明かされました。
札幌の有名パスタ店「モンシェルトン」のオーナーシェフが、野菜作りに専念するため、中札内に移住。
更に、そこでレストランを営むも(大人気店だったらしい)、ドレッシング作りに専念するため、レストランを閉店し、今は六花亭にドレッシングを卸しているのだとか・・。
真相は分かりかねますが、ドレッシング「百鬼」は、確かに今、六花亭より販売されていて、六花亭のレストランでも使われているようです。
本州の方には、ホワイトチョコレートでなじみ深い六花亭ですが、実態はレストランも経営しているし、カフェもある。
函館にある五稜郭では、大きなガラスで見事にぶち抜きされた、まるで季節を切り取るかのような窓がある、素敵な店舗を展開をしていたり、本店には、そこでしか食べられない希少でデリケートなパイがあったり。
テイクアウトのあんみつがあったり、シュークリームから大福、ショートケーキまでもを扱う、北海道が誇る一大パティスリー・・、いいえ、製菓会社なのです。
という事で、ドレッシング「百鬼」の食レポ
そんな訳で、前置き終了。
ドレッシングの食レポです。
百鬼の原材料は、パッケージを見る限り、なたね油に醤油、お酢に粒マスタード、プラス香辛料と、特に変わったものが配合されているわけではなく、何となく和風フレンチドレッシングなのかなという想像が容易にできるのですが、一口食べると、見事にその予想は裏切られます。
乳化して、不透明な茶色となったドレッシングから、ぽつぽつ見える香辛料。
なんていうか、語彙力ないのですが、『ものすごく美味しいとしか言えない・・』。
コクのある醤油味に、油が深みを添えていて、粒マスタードと香辛料の絶妙なバランスが、他者の追随を寄せ付けない、一口目からいきなりくる複雑な美味しさ。
一口食べただけで分かる、上質で複合的な味。
ドレッシングの注意書きには、「最低20回くらいは振ってください(意訳)。酸味や辛味を感じる場合は、振り方が足りません(意訳)」と書いてあります。
確かに。
昔からあるドレッシングの製法で、乳化剤等が極力抑えられているのか、結構振らないと混ざり合わない油と水分。
これ、小学校の家庭科で習ったやつ。
言われるままに一生懸命振れば、乳化して色が変わってそれはもう知らない美味しさに到達してしまう。
何だろうなこれ・・。
ニンニクを効かせて美味しく仕上げたドレッシングとも違うし、私が大好きなチーズが混ざり合った濃厚ドレッシングとも違う。
販売サイトを見ていると、和風の類に入るみたいなんだけど、和風ともちょっと違うんですよ。
更に、このドレッシングは、鶏肉のソテーなども美味しくしてくれるんですよ。
この間はフライドポテトにつけてみたけど、めっちゃ美味しかった。
カロリー気にしてまだ試していないけど、薄味にしたポテトサラダに上からかけたら物凄く美味しい!!…と思う。
美味しさの基準て人それぞれだから、ごり押しはしないけど、この「百鬼」というドレッシングはめちゃくちゃ美味しいので、スーパー等で見つけたら、絶対に試してみて下さい!
粒マスタードがちょっとピリッとするので、乳幼児にはおススメしませんが、小学校中学年以降なら大丈夫。
舌を鍛えるためにも是非野菜にたっぷりかけて食べて欲しいです。
一体全体、この美味しさなんだろうね。
レストランを廃業してまで突き詰めた、オーナーシェフの鬼の一念か・・・。
因みに、地元北海道でも、全国チェーンのスーパー等では、あまりお目にかかる事はありません。
私が見つけたのは「ホクレンショップ」です。
お近くにホクレンがある方は、迷わず百鬼を買いましょう。
見つからない方は、通販で。
成城石井や明治屋、紀ノ国屋等で扱いがあるかもしれません。
または、ふるさと納税で手に入れる事の出来る「十勝詰め合わせセット」などにも入っています。
これからふるさと納税の返礼品を選ぶ方は、選択肢の一つに入れてみて下さい。
それではまた。