最近急成長の「株式会社cotta」。
私は製菓材料などを買う時は、近所のスーパーやカルディを利用していて、手に入りにくいものは「【TOMIZ(富澤商店)】
などを利用しています。
「富澤商店」は、札幌の駅ビルにも店舗があるんですが、本店はなんと私の実家のすぐ近くにあって、とてもなじみの深いお店なんです。
そして、そこに割って入った「株式会社cotta」。
cottaも、パンや製菓材料、レシピなどを扱っている通販サイト。
可愛いものや、キットが充実しているんですよ。
で、今日は、「株式会社cotta」で扱っている、三毛猫パンのキットを使って、可愛い三毛猫パンを作ります。
キットに入っているパンミックスは、水を加えるだけの簡単ミックス。
ふかふかというよりは、モチモチのパン生地に仕上がるミックスですが、翌日でも変わらぬ食感で、準備するものも水だけという手軽さ。
ミックスや型は単品でも扱っていますので、個別に購入することも可能です。
それでは、早速三毛猫パンを作ってみますが、手っ取り早くサイトを確認したいという人は、こちらのリンクからどうぞ。


目次
cottaから三毛猫パンのキットが届いた!中身はこちら

「株式会社cotta」から、三毛猫パンのキットが到着しました。
型とミックスが入り、家で準備するものは水だけという手軽さ。
猫の顔を描く用のチョコペンと、生地に色を付けるココアパウダー、それからイーストがセットになっています。

付属のレシピは、ふんだんな写真で分かりやすく解説してあり、『私でも作れそう♡』な感じに上手くまとまっていますが、パン作りは意外と重労働なので、覚悟が必要です。
後で解説しますが、フードプロセッサーがある人や、ホームベーカリーがある人は準備しておくと楽にできます。
キットが届いてもすぐには作れない!猫パン型は、から焼きが必要です
可愛い猫の型が到着し、すぐにでもパン作りに取り掛かりたいところですが、注意です!
猫パンの型は、から焼き必要です!
「から焼き」とは、型に油脂をなじませ、パン生地の型離れをよくするための大切な工程です。
という事で、猫パンキットが届いても、すぐに焼くことはできません。
型のから焼きが必要になります。
から焼きの全行程が終了するまで2時間位かかります。

そんな訳で、から焼き開始。
行程としては
1、型をよく洗って、水気を拭いたら170度のオーブンで30分焼く。
2、粗熱が取れたら、温かいうちに油を薄く塗り、220度で20分焼く。
3、以下もう一度1から繰り返す。
という感じです。
から焼き終了!猫パンを作る
という事で、から焼きだけで疲れ果て、猫パン作りは翌週に持ち越し。
週末がやってきたので、早速猫パンを作ってみます。
1、ボウルにミックス粉とイーストを入れて、混ぜ合わせたら水を加える

キットについてくる「ドライイースト」。
1回分に小分けされていて、計ったりしなくていいからキットは本当に楽です。

まず、イーストとミックス粉をヘラで混ぜます。

粉が混ざったら、お水(この場合は155cc)を加え、しっかりと混ぜます。

こんな感じで、粉っぽくなくなるまで混ぜたら、いよいよパン作りの正念場、「こね」に入ります。
2、「こね」は最低でも20分!無心で!力づくで!

パン作りの正念場、「こね」の作業です。
付属のレシピでは、この辺がサラッとしか解説されていなく、超簡単にできそうになっているのですが、如何にパンミックスを使ったとしても重労働です。
パン生地がなめらかになるまで、力を入れて、最低でも15分はこねていきます。


生地を割ってみた状態がこんな感じになったら、ほぼ完成。
もう少し頑張ってもいいけど、今回のミックス粉なら、大体大丈夫です。
パン生地の「こね」は汗だくで20分、フードプロセッサーがあるなら、お任せしよう
顔や胸から大粒の汗が吹き出し、パン生地と格闘する事20分強。
この後、パン生地をたたきつける作業が待っています。
この「こね」の作業をお子様と楽しもうと考える方は多いと思うのですが、この作業はそういうレベルではなかった・・。
小学校の高学年くらいからなら、気合入れて頑張ってくれそうだけど、幼稚園~低学年だとちょっと無理かもしれません。
さて、重労働の「こね」ですが、この作業でパンの食感が決まりますので、適当は避けたいのですが、とにかく疲れる・・。


上の写真は、我が家にある「ブラウン」のフードプロセッサー付きハンドブレンダー。
の、チョッパー(フードプロセッサーに使用するところ)部分。
フードプロセッサーは、その機能やパワーにもよるけれど、うどんやパンのこね作業ができるものがあります。
ブラウンの「マルチクイック9」などなら、うどんもこねられる「コネベラ」がついているので、完成手前までなら2分くらいで終了します。
パンやうどんは生地の粘度が高く負荷がかかりやすいので、速度調整をしながら、2分を目安に使用してください。
ホームベーカリーをお持ちなら、コネの作業はそっちにやってもらった方が断然いいですね。
そんなにしょっちゅうパンを作らないなら、ホームベーカリーは1万円以下からあります。
3、コネが終了したら、パン生地をたたいてたたむ作業

パン生地がこねあがったら、パン生地を上からたたいて折りたたむ作業です。
ここは、子供と一緒にやっても大丈夫。
パン生地を広げて、うす~く伸ばせるようになったらOKです。
(詳しくは、レシピを見てね)
この作業が終わったら、あとは発酵二回と、焼くだけです。
4、生地を顔と耳に分けて、耳の部分にココアペーストを練り込んで発酵させる

さて、パン作りも終盤。
パン生地を、耳の部分と顔の部分で分けます。
耳の部分には、先に準備していたココアパウダーを、水をちょっと加えてペースト状にしたものを使用します。
三毛猫にするなら、ペーストの量を加減して、色の濃淡をつけるのがポイントです。
同じ色なら、ハチ割れちゃんができますね、お好みで。
この作業は意外とペーストと混ざりにくく、結構こねこねする必要があります。
耳の部分の生地ははちょうど小さく、子供に任せる作業にピッタリ。
完全に混ざりきらなくてマーブル状になってもそれはそれで楽しい出来上がりです。

生地を三つに分けたら、くっつかないようにオーブンシートで仕切りをしてからボウルに入れ、ラップをして、生地がおよそ2倍くらいになるまで一次発酵させます。

一次発酵終了。
生地がふわっとして、ぽよんぽよんになります。
一次発酵が終わったらボウルから出して、生地を丸め直し、10分程度生地を休ませます。

生地を休ませている間に、型にバターを塗っておきます。
サラダ油等でもいいけれど、バターがやっぱりおススメです。
5、生地を型に入れて、二次発酵させたらオーブンで焼きます

生地を10分休ませたら、いよいよバターを塗った型に生地を入れていきます。

耳の部分を先に入れて、顔の部分は雫の形にするといいと書いてあったので、こんな感じ。
生地がツヤツヤで美味しそう・・。

生地を詰めたら、上から平らになるように押して均します。

二次発酵後の写真。
ラップをして、二次発酵させます。
時間はやはり、室温で30分くらい。
型の八分目位にふくらむまで待ちます。
やっぱり、オーブンに発酵機能がついているなら利用したい。
オーブンの温度を180度にして、蓋をして30分焼いたら出来上がり!

焼けた~!!
バターの香りと共に、ふっくらモチモチとした猫パンが完成しました。

温かいうちに型から外し、冷めるまで置いておきます。

付属のチョコペンで顔を描いてもいいし、「cotta」のサイトで売っている、顔つきの袋に入れれば、こんなにかわいいお弁当の出来上がり。
スープとサラダがあれば、なかなかのごちそう感がでますね。


チョコペンで失敗してしまった猫パン・・。
う~ん・・、犬かなこれは・・。
でも、顔を描く作業は楽しくておススメです。
という事で、三毛猫パン超かわいいです。
cootaで扱っている「小麦が香るモチモチ食パンミックス」は、水とイーストがあれば作れる簡単パンミックス。
モチモチで重めな食感は、ホテル食パンのようにフワフワではないけれど、翌日でも変わらぬ食感で、トーストしても美味しかったです。
今日ご紹介した三毛猫パンキットは、cottaのサイトで手に入ります。
型のみの購入もできますし、パン作りは自由研究のネタにもぴったり。
季節ごとにラインナップも変わるので、バレンタインやバースデーの時にもお役立ちです。
クマのちぎりパンなどもありますので、作ってみたい方は、見にいってみて下さいね。
それではまた。