こんにちは、かたせうみです。
先日、物産展で『デストロイヤー』という、衝撃ネーミングのジャガイモを見つけたので、娘の要望により、いももちにしてみました。
ちょうど帰ってきてた息子は
せっかく強そうな芋の名前なのに・・。いももちにしたら、何しても美味しいじゃん・・。
と言っていた。
そうなんです、どう作っても、いももちは美味しいんですよね。
実は、去年もいももちの記事を書いているので、今回は「インカのめざめ」と比較しながら記事を書こうと思います。
【北海道の味】『インカのめざめ』で、いももちを作ろう!~チーズ入り~ – 人生半分過ぎたらしいので、色々やってみるブログ
以前作ったおイモの名前は「インカのめざめ」。
黄色が鮮やかで、水分が少なめ、ほっくりとした食感と甘い風味が、栗のようなジャガイモで、とっても美味しいんですよ。
お店の人は
デストロイヤーは、甘くて、栗のようなサツマイモのような味で、『インカのめざめ』に近いですよ。
と教えてくれました。
甘くて、煮崩れしづらいらしいです。
目次
材料はじゃがいもと片栗粉だけ!いももちを作る
今回使用する「デストロイヤー」は、皮が赤く、実は白い。
まさか、プロレスラーのデストロイヤーが名前の由来じゃないよねと思ったけど、芽が紫で皮が赤いことから、「マスクをかぶっているようだ」と、この名前がついたそうです。
・・・、そのままだった・・。
片栗粉の量は適当です。
各家庭に聞いても「適当」という言葉が返ってくるでしょう。
まず、芋をふかします。
いももちを作るために、まずはジャガイモを蒸します。
茹でてもいいけど、私は蒸す派。
上がデストロイヤーで、下が、インカのめざめです。
かなり色味が違います。
インカのめざめは、本当に黄色い。
蒸した芋を、熱いうちにつぶします。
蒸したお芋が柔らかくなったら、ボールに移し、熱いうちにつぶしていきます。
去年はまだブレンダーがなかったのですりこぎで潰してましたが、今年はハンドブレンダーを使用。
なんか・・・、クリームみたいになっちゃった・・。
この時点で既にかなりおもちの様です。
手で潰すと違うのか、それともお芋の性質か・・。
インカのめざめでもこうなるのかは、不明です。
こちらはインカのめざめ。
ハンドブレンダーを使っていないせいもあるけど、インカのめざめは固めで、水分は比較的少ない。
デストロイヤーの方が、水分が豊富で粘度が高い。
片栗粉を加えます。必ず冷めてから
お芋の様子を見ながら、片栗粉を加えます。
つなぎなので、量は適当です。
片栗粉は、必ず冷めてから加えて下さい。
熱いまま加えると、べちゃべちゃと糊のようになり、手にもくっついてひどいことになります( ̄▽ ̄;)
粉っぽい時は少し水を加えますが、今日は要りませんね、こりゃ。
この時、塩コショウする人もいますが、私は何も入れません。
あ、真ん中にチーズを入れると美味しいです。
いももちを成型する
いももちを、丸く成形します。
すごいもちもちしている。
かなり滑らかに潰されたので、芋っぽい感じは全くしません。
求肥のようです。
こちらはインカのめざめ。
水分をほとんど加えていないので、小さい芋の塊もあります。
こっちは、もちもちというより、ホクホク。
仕上がりはお好みですが、どちらでも美味しいです。
冷凍する場合は、この時小分けにして冷凍しましょう。
棒状にして冷凍する人もいますが(焼くときは、半解凍にして、輪切りにする。)、成型したものを小分けにした方が、使い勝手はいいです。
いももちを焼く
成形したいももちを焼きます。
ちょっと油を多めにひいたフライパンで、両面こんがり焼きます。
ジャガイモ小6個でこれくらいできます。
お芋を潰すので、蒸した時に感じる量より出来上がりの量は少なく感じます。
一人2個位はぺろっと食べちゃいます。
たれを回しかける
タレを回しかけます。
タレはお好みですが、私は甘くないやつ。
北海道では、お醤油にお酒とお砂糖を混ぜた甘辛だれが多いかな~?
そして、仕上げに・・・
バター!!
これは、最高においしい!
お醤油にバター、完璧です。
いももちの出来上がり
いももちの完成です。
キッチンは、お醤油の焼けるいい香り。
食感はまさにお餅。
本当にペロッと食べられちゃうので、作ると家族で取り合いになります。
今回はバターをケチらなかったので、すっごくおいしいですよ~。
デストロイヤーとインカのめざめはちがう??
インカのめざめとデストロイヤーで作ったいももちですが、はっきり言って、いももちになってしまえば、味の違いはないも同じ。
ただ、蒸した状態でいうと、味はかなり違います。
やはりインカのめざめの方が栗のようで水分が少なく、色も綺麗で甘味も強くて美味しいです。
インカのめざめは、芽も出やすく栽培も難しいため売る側としては扱いづらいので、市場にもあまり出回りませんし、通常のジャガイモよりお値段も高いです。
一方、デストロイヤーもあまり市場に出回っていない希少種ですが、病気に強く有機無農薬栽培に向いているとの事。
今回買ったものも、物産展で無農薬野菜でした。
もしかしたら、今後流通量が増える可能性の高いお芋かもしれませんね。
皮の紫を活かして、皮付きのまま油で揚げたり、そのまま蒸すのがおススメみたいですよ。
普通にいももちを作るのなら、水分の多いキタアカリやデストロイヤーの方がもちっと美味しいかもしれませんね。
インカのめざめは、色も綺麗で甘いので、ポテトフライや粉吹きイモが美味しいです。
いももちは美味しいですから、是非作ってみて下さいね。
それではまた。