こんにちは、かたせうみです。
北海道はめっきり朝晩冷え込むようになり、冬支度が始まりました。
うう、寂しい。
毎年10月にはちらっと初雪が降るし、車のタイヤも随時交換をしていく時期。
タイヤ交換・・・このタイミングをしくじると大変な事になります。
あまり早くに交換すると、お高いタイヤが擦り減ってしまうし、勿体ないからってあまり粘ると、突然雪が降り出して手も足も出なくなります。
う~ん、毎年困るわ~。
と、言う事で、寒くなってきたので、身体が温まる『手羽先の参鶏湯風』を作ってみました。
優しい味で、ほっこり温かい。
冬は身体があったまるし、暑い時は、夏バテ予防になりますよ(*^_^*)
手羽先の参鶏湯風レシピ
それでは、レシピとなりますが、まずは『参鶏湯』の説明を簡単にしますね。
参鶏湯とは
『参鶏湯(サムゲタン)』とは、丸鶏の中に、もち米やナツメ、松の実等を詰めて、ニンニクや高麗ニンジンが入ったスープで煮込んだ、滋養強壮に効く韓国のお料理です。
熱々のスープで頂くので、冬に食べるとあったまりますが、本場韓国では、夏バテ防止に、暑い季節に食べるのが定番のようです。
日本で言うウナギとかかな??
韓国では夏のお料理みたいですが、ショウガも入ってあったまるので、寒くなるこの時期にも作ってみてはいかがでしょう?
丸鶏は大変なので、今日は食べやすく、コラーゲンたっぷりの手羽先で作ります。
私が作ったのは、あくまでも「参鶏湯風」なので、漢方の味が苦手でも大丈夫ですよ!
では、レシピです。
準備するもの(今回作った量4人前)
鶏手羽先 16本
もち米 1合位
松の実 32粒
ショウガ 1かけ
スープ
水 2~3リットルくらい
鶏ガラ 2羽
長ネギ 1/2本
ニンニク 2かけ
しょうが 1かけ
塩・胡椒 少々
クコの実(あれば) 少々
作り方
- もち米は、洗ってザルにあげておきます。
- ショウガは細切りにしておきます。
- スープのだしをとります。
※ 通常のサムゲタンなら、丸鶏から素晴らしい出汁が出るのですが、今回は手羽先だけなので、鶏ガラでだしをとってみました。
面倒な方は、鶏がらスープの素でも大丈夫。
だしの取り方
① 長ネギは縦に4等分にし 、ニンニクは包丁で潰しておきます。ショウガは薄くスライスしておきます。


② 全ての材料と水を鍋に入れて、コトコト煮ます。
私は5リットルの圧力鍋を使って15分位圧力をかけます。
通常の鍋なら、30分~1時間以上は煮たい所です。
水の量が半分なら、鶏ガラは1羽で充分です。
③ 網で濾したら、透明でコクのある、鶏がらスープの出来上がり!
少し除けて、塩を加えて味見してみてください。
衝撃のおいしさ。
沢山作って、余ったら翌日ラーメンのスープに加えるととても美味しいですよ。
ピラフにしてもいいし、卵スープやワカメスープもいけます。
具の用意
- 手羽先の骨を抜きます。手羽先の骨の抜き方は簡単(*^_^*)こちらの記事を参考にしてください。
4.手羽先に、洗っておいたもち米と松の実を詰める。
調理すると、お米が膨らむので余裕をもって詰めてください。
大体、手羽先1本で、小さじ1強位。
詰めたら、つまようじを刺して蓋をします。
5.先にとったスープに細切りにしたショウガを加え一緒に30分以上煮込みます。
※ スープの素を使った場合は、この時につぶしたニンニクを加えてください。
出来上がり
塩・胡椒で味を調え、仕上げに、クコの実を加えて出来上がりです。
写真を撮るため、スープを少なめにしましたが、旨味や栄養がしみ出ているので、スープはたっぷり注いでください。
本当は、ナツメと高麗ニンジンがあるともっといいのでしょうが、近所にナツメは売っていなかったし、高麗ニンジンなんて買えない!!
でも、おかげで、くせもないから子供だって大丈夫!(負け惜しみ)
ほっこりと、何だか体に優しい味。
だけど、鶏ガラスープと手羽先からコラーゲンや油が出ていてるので、スープはさらっとしているのに、意外にこってりと、栄養がとけ出している実感があります。
お米を詰めるのが少し手間ですが、たまにはこんなのもいかがでしょう?
翌朝はお肌もぷるぷるかも。
体調が悪かったり、風邪をひいた時にもいいですよ。
おまけ
お米、詰め過ぎてやっぱり破裂。
いつもやる失敗。
読んでいただき、ありがとうございました。