こんにちは。かたせうみです。
今日は、今迄自分が見た事ない、美しい小梅を見つけたので、カリカリ梅にしようと買ってきました。
見て下さい、ほんのり赤みが差して、宝石の様・・・
値段、500グラムで980円・・スーパーの倍・・デパート扱い品は違うわぁ~。
そして、止めに入る娘を押しのけ、つい購入。
既に小梅は自宅で1キロ漬けているんですが・・・。
レジを通す時は、もっと青かったのに、車に置いてショッピングをしていたら汗をかいて追熟が始まっていました。
帰ってみたらこんな・・・。嗚呼、もうカリカリは無理かも・・・
とりあえず、仕込んでみる事にします。
梅を洗おう
梅を洗って、なり口を竹串で外していきます。
カリカリとさせたいので、ここは少し手間をかけ、洗わずに、清潔な濡れ布巾で拭く事にします。
板摺(いたずり)をします。
まな板の上に塩をまぶし、梅をのせ、上から更に塩を振りかけ、ゴリゴリします。
梅に傷をつけ、この後使用する石灰液を素早くしみ込ませるためです。
ずりずり。
まな板の上に牛乳パック敷いてみました。
卵のからを用意しよう。
昔は石灰液で漬けてカリカリさせていたみたいですが、家庭では手に入り辛いので卵の殻で代用します。
卵のからは、洗って乾かした後、内側の膜をはがします。
一緒につける前に、熱湯で殺菌して、ガーゼの袋やお茶パックに入れ、粉々にしておいて下さい。
梅を漬ける
ゴリゴリした小梅に対し15%の荒塩を加え、ガラス容器の中でシェイクしてまぶしていきます。
卵のからを加え、休ませます。
赤紫蘇が出回ったら、下処理して加えると赤い小梅ちゃんになるんですが、今回はずるして市販の梅漬け用紫蘇を使用。
2週間程度で食べられます。
ふっくらとした梅漬けができましたが、カリカリではなく『シャクッとした』梅になりました。
カリカリでなくっても、お弁当に美味しい梅です。
カリカリにならなかったのは、多分、梅が少し熟してた事が原因の一つだと思います。
あくまで憶測なんですが、卵の殻から成分が行き渡る時間にも問題があるのでしょうか?
実は今迄数回挑戦しているんですが、市販の様にカリカリにならないんですよね。
やはり、一度ある程度濃度のある石灰液につけてから、本漬けする方がいいんでしょうか?
来年は、食品用の石灰を手に入れて試してみようかと思います。
又は、ゴリゴリした後、卵のからを酢に漬けた液であく抜きをするとか・・・・?
何にせよ、今年は小梅を2キロ近く漬けてしまったので試せません。
どなたか試してみてください(涙)
しかしそれでも、いい梅を使ったので、しわにならず、ふっくら漬け上がりました。
味は
2週間程度だとまだ青く、所々色もまだ入っていません。
味見したら、もうあと2週間は置きましょう。
カリカリ梅でないなら、熟成したまろみを楽しむこともできます。
負け惜しみと共に、これから、青梅の甘露煮・梅干し作成へと梅仕事は移ります。
読んでいただき、有難うございました。