仕事を辞めたら、ハローワークへとりあえず行っておこう①

こんにちは、かたせうみです。

細々とブログを続けてきて、これが100記事目となりました。

読んでくださっている方、本当にありがとうございます。

100記事目、旅行記事とかにしたかったんですが、雇用保険の記事となりました。

 

最近、雇用保険について色々目にしたり、耳にしたりする事や、間違っている記載が多かったので、一度記事にしてみようかなと思い、書いています。

いつもはあまり専門特化型の記事を書いていないので、お見苦しい点は、ご容赦ください。

 

 

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雇用保険とは?

 

『雇用保険』とは、昔の『失業保険』。

年齢が上の方は、『失業保険』の言葉の方がしっくりくるみたいですね。

仕事をしていたけれど、何らかの理由でやむを得ず失業してしまった場合、次の仕事が決まるまでの一定期間、給付金を受け取る事が出来る、国の保険制度の事を云います。

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雇用保険って、誰が入れるの?

 

誰が入れるの?というより、一般的に会社は『週20時間以上、31日以上の雇用見込みがある』従業員一人でも雇った場合、必ず保険をかけなければいけないという決まりがあります。

*1適用除外の場合を除いて、仮に身分がパートであっても、上記の条件を満たせば掛かってきます。

一日5時間のパートでも、週4回行くなら保険がかかります。

保険料は、職種にもよりますが、*2建設や農林水産業以外の職であれば、賃金総額の3/1000が自己負担、6/1000が事業主負担となっています。

 

9のうち6を会社が払ってくれているという訳です。

仮に賃金総額が25万とすれば、自己負担は750円となりますね。

給与明細で確認できます。

保険料率は、割と頻繁に変わっていて、平成29年度は、28年度より下がっています。(平成28年度は、自己負担4/1000)

給与計算ソフトを変えてなかったり、疎い会社さんの場合4/1000のままの場合も稀にあるので、確認してみましょう。

 

保険制度について詳しく話すと、こんなブログじゃ全然終わらないので、まずは、保険制度をご存じない場合や、割とよく聞く 誤解を想像し、『よくあるお問い合わせ』形式で書き出してみたいと思います。

 

雇用保険、よくあるお問い合わせ

 

それでは、仕事を辞めた場合のエトセトラを、私が考えられる範囲で仮定して、ざっくり簡単に答えていきたいと思います。

※前職で、通常勤務をして一年以上ということを前提とします。

(基本的にこの保険は、*3一年以上かけていないと貰えない為。)

今日で仕事辞めたよ(有給消化含む)、明日から転職して次の職場に行くよ。または、一か月以内に、既に内定している次の職場へ行くよ!

 

転職おめでとうございます。

雇用保険の手続きは必要ありません。

後日、辞めた会社から『離職票』というものが届くので、大事に保管しておいて下さい。

万が一、転職先を 1年以内で辞める事があった場合でも、前職で保険をかけていた期間と合わせて、12か月あれば、雇用保険を貰う事が出来ます。

 

 

仕事辞めて、次の職が決まっているけど、期間が結構開いているんだよね。

 

「10月に辞めたけど、次の仕事が始まるの、4月なんだよね。」

という場合もありますね。

基本的に、次の仕事が内定していると保険手続きは出来ないのですが、このように退職から次の仕事に行くまでに間がある場合、手続きできる事が多いようです。

 

あくまでも『仕事決まっているけど、他にいい仕事あるかもしれないので探す。』というスタイルでないと厳しいですが。

『次決まってるから仕事なんて探さない!!』

となると、「何しに来たの。」ってなっちゃいます。

自己都合で辞めた場合、給付制限がありますが、「再就職手当」という一時金の様な物を申請できる可能性もあります。

※再就職手当については後述します

 

仕事辞めたけど、『離職票』とかいうの、届かないんだけど?

 

会社は、従業員が退職したら、だいたい10日以内に手続きをします。

ただ、手続きが極端に遅い会社もあったり、アバウトで、手続き忘れている会社もあるので、退職して10日過ぎても離職票が届かない場合は、まずは辞めた会社に「離職票がいつごろになるか。」と確認してみて下さい。

 

それでもらちが明かない場合は、免許証やマイナンバーカード等の身分証を持って、お近くのハローワークで相談してみて下さい。

辞めてから10日以上経っていれば、仮の手続きができることがあります。

 

辞めてから3日とか、確認が早すぎる場合は、「10日過ぎたらもう一度来てね。」と言われちゃうので、10日過ぎるまで待ちましょう。

 

レアケースですが、会社が雇用保険を抜く手続きだけして、離職票を作らないケースもありますから、あまり届かないようなら確認して下さい。

離職票については、「必ず出さないといけない。」という決まりはないので、こういう事も起こりえます。

 

役所行くの面倒、手続きしないと罰金とかあるわけ??

 

保険手続きしない場合の、罰金や罰則はありません。

が、しかし、後述しますが、具体的に貰える可能性のある金額を知った途端、急いで手続きする方は多いんではないでしょうか?

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独立開業する為に辞めました。これって、保険もらえないんでしょ?

 

既に在職中から副業していて、一定収入があり、軌道に乗ったので退職した場合等は、失業とみなされないので、ほぼ手続きできないと思います。

 

ただし、仕事は辞めてみたものの、準備段階であるとか何も決まっていない、これから準備、ある程度アルバイトしなきゃな~・・、なんていう時は手続きできる場合があります。

最寄りのハローワークに、離職票を持って相談しに行ってください。

 

あくまでも、『開業を視野に入れてるけど、心許ないし、仕事も探すよ。』というスタンスで相談しましょう。

「仕事なんて探さないし!」となると、保険の主旨と違うので手続きできませんよ。

(*^_^*)

 余談ですが、手続きして条件がそろえば、自営業の開始でも「再就職手当」を申請できる場合があります。

 

私の様に、『ブログで収益上がればいいな~。』という気持ちで副業して、売れっ子になったから辞める~!

なんて時は、大体出ませんね。

私は売れてませんけれども。

退職時の状況や、行政の判断にもよりますが、まず無理でしょう。

だって失業じゃないから。

しかも、健康保険は高い国保、年金は、高い上に将来貰える金額が少ない国民年金となります。

更に、会社に属さないため、次の雇用保険は掛けられず、掛けてきた保険は全てドブに捨てる事となります。ひぇ~。

まぁ、そんなこと気にする必要無いくらい稼げれば問題ないですけどね(-_-)。

この話だけでブログが一本書けそうですが、私のメンタルでは無理です・・・・・。

家畜がある程度外敵や雨風から守られるように、社畜もある程度は守られているんだよというお話です。

 

気づいちゃったんだけど、条件満たしているのに保険掛かっていなかった!!

 

可能なら、まず会社に確認してください。

信じられないかもしれませんが、本気で忘れていただけという事もあります。

(従業員の出入りが多い会社とか、漏らす事がある。)

 しらばっくれられたら、契約書や給与明細を持ってハローワークへ相談しましょう。

 

雇用状況を判断し、適用になれば、2年遡って掛ける事も可能です。

もし、お給料から天引きされていた事が分かれば、もっと遡る事も出来るようです。

 

「そんな会社辞めてやる!!」となった場合でも、今後の事を考えて、雇用保険だけは掛けてもらってから辞めた方が賢明です。

 

何と言っても、いざという時頼りになるのはお金ですから。

 

朝会社に行ったら倒産していた!!

 

会社から、倒産する事に対し事前説明があればいいのですが、そういう事は少ないようです。

もし、会社が水面下で破産手続きを進めていた場合、社員に知れるのは、だいたい片付いた後。

代理人や破産管財人が貼りだされていると思いますので、連絡先を控えておきましょう。

そして、速やかに離職票の発行や、未払い賃金の支払いを依頼して下さい。

 

通常は、会社や代理人が従業員を集めて説明会を行い、今の状況と今後の予定を説明してくれるはずです。

 

会社側が、事前にハローワークに届けを出していて(会社は、大人数の離職者を出す場合、届け出なければならない。)、代理人がサクサク処理していれば離職票の発行も早く、本人がわざわざハローワークで相談する必要がないんですが、突然の倒産でバタバタしていると、そこまで手が回っていない事もあります。

不安な場合は、監督署とハローワークに相談へ行きましょう。

 

また、ハローワークや監督署にも、まだ倒産の情報が入っていない場合もありますので、言わないと諸々手続きが遅くなる事があります。

 

会社が倒産!!っていうか、社長が夜逃げ!!お給料もらってないのに!!わけわかんないよ!

 

夜逃げと倒産て何が違うの?という感じですが、会社を倒産させるにも、実はお金が要ります。

そんなお金無いよ!!という場合、俗に言う「夜逃げ」となります。

 

この場合は、ハローワークじゃなくて、すぐに労働基準監督署へ駆け込みましょう。

 

監督署の調査が入り、倒産の状況が確認できれば、未払い賃金の8割を国に立て替えてもらう手続きを執る事が出来ます。

すぐには入金されませんが、手続きが遅くなれば、それだけ入金も遅くなります。

 

既に上で書いた、夜逃げ以外の倒産の場合も、賃金の支払いが不能になった場合適用になります。

 

その後ハローワークへ相談して下さい。

事業主が夜逃げしても、役所の職権で保険の手続きが出来る場合がほとんどですから。 

 

生活費がひっ迫している場合の相談は、管轄の市・区役所、役場へ相談してください。

 

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夫の会社から、雇用保険貰っている間は扶養には入れないって言われました。

 

これは、御主人が加入している健康保険組合によって扱いが変わりますので、御主人の加入している、「健康保険組合」に具体的な事を聞いて下さい。

一般的には、保険日額が3700円位を超えてくると、扶養とならない事が多いみたいです。

 

雇用保険は非課税ですが、貰っている間は、国民年金や国民健康保険の加入となります。

健保組合とハローワークから話を聞き、今後の働き方と照らし合わせて、扶養にすぐ入るのが得なのか、保険を貰った方がいいのか計算してみて下さい。

離職票があれば、基本日額はハローワークで計算してもらえます。

※自分でも計算できます。後述します。

 

病気とかケガで今働けない。とか、妊娠してやめたけど・・・・。という場合

 

雇用保険は、あくまでも『働けるのに失業してしまった』人の保険制度です。

ですから、この場合保険手続きが出来ない事がほとんど。

現在傷病手当を貰っている方も、手続きが出来ない事が大半です。

 

しかし、雇用保険の時効を延長する手続きが出来る事もあります。

 

雇用保険は、退職した翌日から1年以内に貰いきるのが原則。

手続きが遅くなると、とりこぼしが発生したり、消えちゃったりします。

ちょっと療養して休んでいたら、すぐに満了日を迎え、貰いきらずに消えてなくなっちゃうんです。

*4これを防ぐために、延長の手続きがあります。

 

妊婦さんに関しては、働ける状態なら手続きも受給もできます。

 

但し、産後8週間は、労働基準法で「働かせてはいけない期間」となるのでこの時は支給が停止になります。

妊娠中は、つわりもあって辛いし、支給停止期間もあるので、延長の手続きをする方が多いようですね。

延長の手続きについては、妊婦さんなら母子手帳・けがや病気の場合は診断書をもって行くと、スムーズに手続きできます。

 

また、けがや病気で仕事を辞めても、『仕事を選べば週20時間以上働けるよ。』という場合は、手続きが出来ます。

別にフルタイムの仕事じゃなくてもいいのです。

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給付制限中って、働けないんでしょ?生活できないじゃん!手続きしないわ!

 

一番誤解されている部分ですかね。

一般的に自己都合で辞めると、3ヶ月の「給付制限」がかかり、雇用保険の支給が始まらないのですが、ちゃんと申告さえすれば、アルバイトしたっていいんです。

何なら、3ヶ月程度の限定有期雇用で、がっつり働いたっていいんです。

(居心地良くて、そのまま就職すると、再就職手当のタイミングを逃す事あり、注意)

 

週20時間以上の就労となると、雇用保険がかかるので就職扱いとなり、手続きした保険は一旦止まります。

しかし、その仕事が終わって、再離職の手続きをすれば、満了日前なら保険はまた再開されます。

その場合、また給付制限がかかる事はありません。

 

冬なら、スキー場で3~4カ月だけ働く。なんて事もできます。

夏なら、沖縄のリゾートで夏季限定のお仕事とかもいいですね。

あとは、選挙期間なら選挙管理委員会関連、年末年始なら郵便局やデパートのお歳暮特設会場などでしょうか??

内緒でやると、不正受給です。

 

長くなりましたが

 

記念すべきか100記事目、過去最大の文字数となってしまいました。

まだ書ききれていないので、何と②に続きます。

次回は、離職票の見方や、貰える金額の話など。

他に、保険手続きの流れと、今日説明した内容で、書ききれなかった事の補足と注意点です。

 

保身ではないんですが、ケースバイケースが多いこの保険、1つの線引きだけでは白黒出来ないので、あれっと思ったら、すぐに役所に確認して下さい。

間違った事は書いてないのですが、説明不足な点はあると思いますm(__)m

 

知っている方には、一般常識で、面白くも何ともない記事ですが、読んでいただき有難うございました。 

 

雇用保険記事まとめ

仕事を辞めたら、ハローワークへとりあえず行っておこう① - 人生半分過ぎたらしいので、色々やってみるブログ

 

仕事を辞めたら、ハローワークへとりあえず行っておこう②離職票の見方 - 人生半分過ぎたらしいので、色々やってみるブログ

 

仕事を辞めたら、ハローワークへとりあえず行っておこう③雇用保険、日額と給付日数 - 人生半分過ぎたらしいので、色々やってみるブログ

 

仕事を辞めたら、ハローワークへとりあえず行っておこう④保険手続きの流れ - 人生半分過ぎたらしいので、色々やってみるブログ

 

 

 

*1:農業・林業等の一部

*2:平成29年度

*3:解雇や倒産、一定の期間満了を除く。

*4:誰でも延長できるわけではありません、診断書等が必要になる場合があります。