こんにちは、かたせうみです。
道東道の駅を紹介する2回目。
1回目は【流氷街道網走・知床ウトロ・シリエトク】でした。
本日はこちら。
「知床・らうす」と「野付半島ネイチャーセンター」です!
道の駅「知床・らうす」
雨と強風の中、命からがら知床峠を下ってきました。
この様子は、旅行記で(まだ書いてないけど)。
晴れていれば絶景の道路だったのに残念です。
知床峠を降りてくると、道の駅「知床・らうす」があります。
羅臼(らうす)といえば、トドを撃ちに行ったおっちゃんが海で遭難して、翌日なんと流氷にのって生還するという、今どき「ワンピース」や「ドラゴンボール」でもやらないような力業のミラクルファンタジーをやってのけたドラマ、『北の国から2002遺言』の舞台となっていました。
トドを撃ちに行くって、もう別世界のお話の様だけれど、冬に観光船に乗ると、実際にトドやシャチやアザラシを見る事ができるそうですよ。
夏はホエールウォッチングができます。
OH,ナショナルジオグラフィック・・・。
知床半島は、ウトロ側と羅臼側で雰囲気がかなり違います
知床半島のウトロ側が、観光地として比較的整備されていたのに対し、反対にある羅臼は、漁師の町で、海が近い。
街の雰囲気も大分違って見えます。
「北の国から」をご覧になった方は、あのまんまだと思っていただければ間違いありません。
この日は雨で、知床峠が通行止めとなった事もあり、知床から流れてくる観光客も本日は終了という感じ。
道の駅のおじさんに、「まさかこれから知床へ向かわないよね?」と心配されてしまった・・。
「知床食堂」では、煮魚や海鮮丼が食べる事ができる。
「道の駅知床・らうす」には、一階に「知床食堂」という食堂があり、2階にも系列の食堂があります。
多分観光バスがとまる場所でもあるのでしょう、座席は1・2階とも結構多め。
当初は、ここで昼食をとる予定だったのに、痛恨の2時間押し・・・。
観光客価格だと思うけど、札幌に比べれば安いです。
「クロハモ」は名産で、友人が言うには美味しいらしいですよ。
こちらは、2階のレストラン。
時間も3時過ぎだし、通行止めになっちゃったから誰もいません・・・。
さんまに真イカ、美味しそう!!
更に、「ブドウエビ」があります!!!!
「ブドウエビ」は、ほとんど市場に出回らないすごく希少なエビ。
とれる海域も、この辺りだけ。
夏の新千歳空港の立ち食いすし屋にあったけど、一貫3800円してました。
ブドウエビの漁期は夏。
今は禁漁期ですから、冷凍品だと思うけれど食べたい!!!
で、お店の人に聞いてみました。
すみませ~ん、ブドウエビだけ食べたいんですけど~。
ちょっとまってね~・・。今、一尾2000円のしかないけどいいかい?
え・・・???
1尾1000円のを2尾食べようと思っていたのに。
これじゃあ、高くて食べられないよ・・・( ;∀;)
泣く泣く諦め、食堂を後にして隣の「海鮮工房」を覗くことにします・・。
隣の海鮮工房では、魚貝が買える!
「海鮮工房」は、「知床食堂」がある建物の並びにあります。
こちらでもお土産が売っていますが、獲れたてのお魚やあさり等も売っているのです。
道の駅で売っているものとしては、農産物が一般的ですが、この辺りに来ると、魚が丸ごととか、軽いカルチャーショックを覚えます。
みて下さい、これを!!
写真では伝わり辛いですが、このホヤがすごく立派!!
あさりも大きいし、ツブ貝にホッキ貝も!!
ソイ(小さいけど)一袋80円て何事ですか?!
アカガレイ一匹50円・・・・???
ソイとは、聞きなれない方も多いと思いますが、北海道や三陸で獲れる、メバルのような、カサゴのような、とても美味しいお魚です。
もしも、日帰りでここに来ることがあれば、クーラーボックスを忘れずに持ってきましょうね。
夏場は先ほどの「ブドウエビ」も並ぶみたいですよ。
野付半島ネイチャーセンター
ネイチャーセンターは、道の駅ではなく、自然や環境の学習の為に設計された、インフォメーションセンターのようなものです。
野付半島の先にあり、トドワラ散策に車で訪れる場合、ここが散策路の入り口となります。
食事ができるスペースもあり、お土産も扱っています。
通常冬はレストランが閉まる様ですが、2018年は、冬場も営業をすると、HPで確認しました。
ネイチャーセンターレストラン
ネイチャーセンターのレストランでは、海鮮丼やいくら丼の他、生姜焼きやラーメン等、いつものメニューも揃っています。
客席もウッディな感じで落ち着いていますね。
野付半島は、細い道路を挟んで右も左も海という、不思議な風景です。
是非ネイチャーセンターまで足を運んで、トドワラ散策をしてみて下さい。
驚愕!!ネイチャーセンターソフトクリーム
さて、それでは、ネイチャーセンターで美味しかったもの・・、それは・・・。
ソフトクリームです。
え~、また~?という感じですが、さすが別海というべきか、驚愕の美味しさでした。
コーンが最近流行りの楕円形ですね。
このコーン、美味しいけど食べづらい・・・。
牛乳ソフトなんですが、ちょっと変わっている味。
アイスは固めで、アイスクラッシュが感じられて、甘さは爽やか。
一口目から甘いという感じは全くしません。
そして、ミルクが主張しない不思議な味。
カスタードっぽいというか・・。
ネイチャーセンターだから、どこにでもあるミックスだろうと思って食べたらびっくりしました。
15年位昔、新宿に「ネーベビアンカ」という、すごく美味しいソフトクリーム屋があったんですが、同じような味がすると感じました。
「ネーベビアンカ」は雪印系だったみたいで、事件とともに閉店したのか、今はもうないのですが、雪印と言えば北海道。
契約農家もたくさん別海にはあったはず。
だから・・、もしかして同じレシピなのかもと、妄想しています。
(妄想です。)
ネイチャーセンターは、ソフトが美味しいだけではない!!
食事もできるネイチャーセンターですが、本来の役割は、自然観察と、インフォメーションを目的とする資料館です。
野付半島ネイチャーセンターの2階は、豊かな自然と歴史が勉強できる、見事な展示室となっています。
オジロワシやアザラシのはく製と説明書き。
オジロワシの姿は見事ですね。
鹿は、札幌でも軒先にいたりします。
アザラシの毛。
これは、触ってもいい展示物。
結構固かったです。
アシリパさんが、こんなの着てたね。
他にも、クジラのひげや写真も展示してあります。
あまり広くない展示室だけれど、各展示に表示されている説明書きも面白く、時間が経つのを忘れてしまう程。
もしここに立ち寄る場合は、馬鹿にしないで少し時間にゆとりをもって予定を組んでみて下さい。
③へ続く。
読んでいただき、ありがとうございました。