伊達市大滝区。
昔々は大滝村と言ったけれど、今は伊達市の地域自治区(チベットか!)。
そこにある有名な観光スポット「三階滝」。
ここには「甘露法水」という湧水もあります。
10年以上前はすぐ横まで道路が通っていて、ありがたいお水を汲んだり、滝を見物する観光客で渋滞していた。
紅葉の時期には特に人気で、整備された公園はお土産屋やレストハウス、観光地ならではのお店で賑わっていたけれど、新道ができて人の流れが変わってしまった。
今でも公園は整備されていて、観光客も来るけれど、兵どもは夢のあと。
昔の賑わいも今は昔となりました。
数年前に来てちょっとびっくりしたけれど、今日は天気もいいし、お水を汲みに来ています。
大滝区になって久しいけれど、私にとっては未だに「大滝村」なんだよなぁ・・。
我が家の恒例行事「水汲み」
皆さんお水はどうしてますか??
我が家は普段、地元のイオンやマックスバリューで無料のお水を貰っています。
イオンカードを持っていれば、アルカリイオン水やピュアウォーターが無料で貰えるのです。
(別途、容器を購入する必要あり)。
このサービス、ドラッグストアなどでもやってますよね。
でも、雪が溶け始めると、ポリタンクを持ってお水を汲みに行くのが我が家の恒例。
「水を汲みに行く」という大義名分のもとに、活動を始めるのです。
いつもは京極とか真狩のあたりに行くのですが、何となく神のお告げみたいなものを感じ、7~8年ぶりに大滝村(現伊達市大滝区)へ行く事になりました。
ここは大きな公園も整備されていているのだけれど栄枯盛衰。
昔は賑わってたけど、道が変わってかなり寂れた感じになってたんだよね~・・。
今どうなってるのかも気になる・・。
コロナの事はあるけれど、車移動だし、オープンエアで密じゃなければ問題ないでしょうという事で、天気もいいし、光合成しなければ。
陽の光を直接浴びる時間が減るのはとてもよくない事なんですよ。
という事で、大滝区の三階滝公園に到着しました
自宅から車を走らせ数時間。
三階滝公園に到着しました。
なかなか空いてます。
紅葉の時に来れば、もっと混雑しているのかもしれませんね。
10年以上前は、このレストハウスにお土産屋さんと食堂があり、外売りの露店も多く出ていて、ヤマメやニジマスの塩焼きが食べられた(と思う)。
それから、観光地名物の揚げイモやイモ餅、アメリカンドックやかき氷などを売っていて、大きな看板やのぼりがあって、景気がいい感じだった。
今はカフェみたいになっていますね。
準備中だって。
・・・、そうか・・。
公園内は広く、芝も刈られています。
今日は行かなかったけど、川岸に階段があって、そこでお弁当を食べたり、足を水につけたりできたと思う。
東屋。
今は休憩所になっているけど、昔ここ、釣り堀だったんだよ、信じられないでしょ。
しかも、全然釣れないの。
誰も釣れてなかった。
ぼったくり。
息子が3歳位の時に来たから、よく覚えてる。
てことは、17年前???
おそろしい・・。
三階滝から甘露の法水へ
駐車場から移動して、この道を下るとすぐに三階滝です。
車両通行止めとなっていますが、以前はここが街道(峠道)でした。
この道があった頃は混んでいた。
人の流れというか・・、気の流れが変わったんだろうか。
いや、メインの道路から外れれば、どこもこうなるんでしょう。
車が通れないように、ここにも車止めが。
なんか、看板もかなりのいい味出してます。
東屋と水飲み場はあれど、椅子は無し。
少し小高い場所に、お地蔵さまや水神様が祀られています。
水神様、お水をいただきにあがりました。
こちらが三階滝です。
新緑が眩しくて心洗われますが、紅葉の時期もまた格別です。
センスないけど、滝つぼ。
甘露法水到着
三階滝から少し進むと、「甘露法水」の取水口があります。
あ、これは進行方向と逆から見た写真。
甘露法水到着。
水は地下380メートルの金脈から湧き出ているとの事。
長寿延命や子孫繁栄のご利益があるという。
かつてはこの道が生きており、車で乗り付けられたので、水を求める人たちで車が列をなしていたらしいが、今は駐車場からも遠く、台車の貸し出しも無いようなので、大きなポリタンクを持ち込む人は少ないようだ。
(といっても、20リットルのタンクを2つ持参した私達。)
地元の人達は、焼酎4リットルとかのペットボトルで身軽に登場。
取水口には鉄格子があり、奥にはお地蔵様。
周りに沢山落ちているのは、石じゃなくてお金です。
「甘露法水」この先の廃道。確かにむかし使われていた
甘露法水から少しだけ先に進むと、草の壁。
一気に道が細くなり、草が生い茂っています。
ホントに昔ここを通ってこの滝に来たんだよ。
一瞬タイムスリップし、千と千尋の世界。
ほら、道路標識も残っている。
バーもないから立ち入り禁止とはなっていないみたいですね。
廃道マニアが見たら喜びそうだけど、私には最も苦手な雰囲気で、ここから足が動きません。
廃道になってから15年位?
道らしきものが残っているのは、人が通るからだろうか??
山菜とか取りに来るのかな??
帰り道、脇を歩いていたら、水際まで降りられる階段を発見。
おお、フキが沢山茂っているね。
アシリパさんが見たら、喜ぶかな??
それとも、「もう固くなってるからよせ!」って言うかな??
久々のゴールデンカムイネタで、本日は終了。
お付き合いいただき有難うございました。
それではまた。
京極とか真狩の名水についてはこちらの記事を読んでね。
羊蹄山の麓で湧く名水~真狩村~ - 人生半分過ぎたらしいので、色々やってみるブログ
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