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真実の愛とアースラのリアル~『リトルマーメイド』感想

 こんにちは、かたせうみです。

 

先日、北海道四季劇場で、リトルマーメイドを観てきました。

前回は四季劇場のフィナーレ記事だったのですが、せっかくなので『リトルマーメイド』の感想を記事にしてみたいと思います。

 

前回の記事はこちら 

www.kataseumi.com

 

と、いう事で、ステージ終了しました。 

 

ステージ終了。

ちょっと、眠ってしまいました・・・・。

舞台を見て眠ってしまったのは、初めてです・・。

 

『リトルマーメイド』のいい所は前回書いたので、是非読んでいただきたいのですが、全体的に内容が子供向けすぎて、大人が見るには少しきついかなという感想です。

 

ミュージカルが評価される点と言えば、ダンス・歌唱・作曲・脚本・ドラマ性と色々ありますが、正直どれをとっても特筆するべきものはなし。

 

劇中にダンスの部分はほとんどなく、だからといって、話や歌に重きを置いているわけでは無く・・。

 

話については、ご存知『人魚姫』がベースですから・・。

 

歌唱力を見せつけるようなドラマチックな曲もないし、魂の叫びと言えるような曲もなく、どちらかといえば単調。

あまり特徴がないので、舞台が終わっても、記憶に残る曲も無し。

 

唯一の見どころが、「アンダー・ザ・シー」が流れる場面と、「人間界へ行ってみたい」と、駄々をこねるアリエルに、父親であるトリトンが怒ってトライデントから雷をおとし、石像が壊れるシーン位・・。

 

隣国の王女様も出てこないって、王女様!どこ行ったのよ。

 

王子さまはいつも少し、おバカだね

 

所で、王子様というのは、いつも騙されたりして少しおバカというか、おめでたいものですね。

 

今回の王子様も、「王位にはつきたくない!俺は自由な船乗りになりたいんだ!」って言っていました。

・・・、あんた、王子様なんだから、船なんていくらでも乗ればいいじゃん。

 

それに、王子が王様にならなかったら、国はどうなるのさ。

 

白鳥の湖だって、オデットに化けたオディールにまんまと騙されたりしてさ、育ちが良いというか、童話の王子さまは、本当になんというか、おめでたい。

 

そんな感じで、次のお誕生日には、宮廷に呼ぶ姫君達からお嫁さんを決めなさいと言われてブルーな王子ですが、人間になったアリエルと出会い、あっちゅーまに恋に落ちます。

 

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だから、隣国の王女様はどうした?

 

アースラは、アリエルのおばさんだった・・。

 

人間の王子様に恋したアリエル。

 

顔がいいってさ・・、まぁ、これは許しましょう。

顔は大事。

 

タコの魔女にそそのかされて、自分の声と交換に人間にしてもらいます。

アンデルセンの物語では、自ら魔女に頼みに行きますね。

交換したのは、声だけではありませんでしたが。

 

所が、このタコの魔女、アースラはアリエルのおばさんという設定。 

んんん・・・??

 

アースラは、歌の中で、こう言っています。

 

「私には7人の姉がいて、自分は末っ子。姉は美しいのに、私は醜く生まれた。」と。

アリエルの父親であるトリトンの事は、弟だと言っています。

そして、弟に領地を取り上げられて、自分は追放されたと。

 

えええ?

 

アースラは、側室の子供

 

人魚族の中で、ひとりだけタコ???

 

初め私は、トリトンは 義理の弟なのかと思いましたが、アースラは末っ子。

お姉さんの夫が年下のトリトンだったとしても、この場合は弟ではなくて義理の兄になります。

 

という事は、血は繋がっている。

 

じゃあ、トリトンやアースラの父親である、ポセイドンの奥さんの、不貞の子??

 

それとも、もしかしたら、タコは奇形で生まれた事の暗示で、それを隠すために追放された??

 

いやいやいや、そんな深く考えないで、ただの悪役だからタコにしただけか?

 

と思っていたら、このアースラは、ポセイドンの側室の子供だったという裏設定がありました。

側室???

・・・・・・ぶちっ(こめかみの血管が切れる音)・・・。

 

7人の姉たちを次々と毒殺や事故死させたアースラは、その後トリトンによって王宮を追放されますが、いつか仕返しをしようと虎視眈々とその時を待っていました。

そんな時、人間に恋したアリエルは、飛んで火にいる夏の虫状態。

 

人間にしてあげるとそそのかしたアースラは、3日以内に王子とキスをしないと、一生自分の奴隷だと交換条件を出しますが・・。

 

物語はハッピーエンドで終わるが、アースラの残したコメントがtrue

 

物語は、原作を大きく改ざんしたハッピーエンドで幕を閉じますが、ここも小さくまとまっているなという印象。

 

バレエでも舞台でも、結婚式と言えば一番の盛り上がりを見せるシーンなのに、舞台のそでからアリエルと王子が手に手を取って出てくるだけとか・・・。

 

勧善懲悪が横行していたこの時代、この時点ではすでにアースラはこの世にいないのですが、2時間ちょっとの舞台の中で、私が一番面白かった場面をご紹介します。

 

アースラに、『3日以内に王子とキスをすること。』と条件付きで人間にしてもらったアリエルは、王子様の所へ行き、あっという間にちゅーしそうになります。

これは、アースラによって邪魔されるんですが、その時放ったアースラの一言。

 

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出た!「真実の愛」!!

もう、こっちは聞き飽きてるんですよ(怒)。

しかし、さすがはヴィランで辛酸舐めてきたアースラさん。

ただ一人、この物語でリアルなことをおっしゃいます。

 

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おおおおっ!!!! 

 

そう、とかく若者は、すぐに恋に落ちてすぐに死んでいく・・・。

 

ロミオとジュリエットなんて、出会ってから死ぬまで5日位らしいですからね、恐ろしいわぁ~・・。

 

そう、そんなの、真実の愛なんかじゃない、ただのホルモンの作用なのさ。

 

きっと、真実の愛と勘違いして一緒になった二人は、結婚生活という偉大なるマンネリと、その先の長い道のりで・・・、おっと、今日の記事はここまで。

 

結婚は、別に悪いものではないですけどね。

この辺の事は、私が好きな、鴻上尚史の映画『ジュリエットゲーム』の劇中劇でうまく表現されてます。

 

昔々にマイナー映画館でしかやってなかった映画で、DVD化もされてないみたいですが、見れる機会があったら、見てみて下さい。

 

中古のLDかビデオテープで若干の流通がある様です。

これを読んだ誰か!

DVDにしてくれ!!!!

 

 読んでいただき、ありがとうございました。