【ノコギリクワガタの幼虫】食痕か蛹室か?最後のマット交換①

こんにちは、かたせうみです。

 

先日、羽化したクワガタの記事を書き、「残りの一匹が生きているのか分からない。」と最後に〆た記事があります。

 

・・・・、生きてました~~!!

 

という事で、今日は2度目の冬を越すかもしれない、ノコギリクワガタ幼虫のその後です。

虫関係が苦手な方は、そっと閉じてね。

写真があります。

 

前回記事

www.kataseumi.com

 

1か月以上育成瓶から姿を消したのに、幼虫のまま夏を越した 

 

夏の終わり、我が家のノコギリクワガタの幼虫は羽化してそのまま休眠に入りました。

最後にマットを交換したのは4月頃。

 

同時期に生まれた幼虫で、同じくマット交換した最後の一匹は、暫くは姿が見えていたものの、全くどこにいるのか分からなくなっていました。

 

「育成瓶の真ん中に蛹室を作って蛹になっているのか・・」

「残念なことになっているのか・・・。」

「どこかで生きているのか・・・?」

 

皆目見当もつかないまま秋を迎えました。

 

掘り出して確認するという手はあったのですが、時節柄、前蛹になっていたり蛹になっていたりしたら人工蛹室という上級手段は自分には無理なので、そのままにしていた秋の空・・。

 

ある日、幼虫が育成瓶のふちから顔を出しました。

 

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い・・・、生きてた~!!

しかも、まだ幼虫・・。

今まで何やってたんだ、この幼虫・・・・。

 

この幼虫は、少し変わっていた・・。

 

ノコギリクワガタの幼虫は、野生下では、「2年幼虫でいるものもあるのでは?」

と言われていますが、飼育下では、たいてい1年位で成虫になると読みました。

しかも、北海道の屋内なので、冬は暖かく、夏は涼しいという寒暖差の少ない環境。

 

まさか、初めてのブリーディングで2年ものの幼虫を見ることになるとは・・。

 

そして、この幼虫は、なんだか挙動が変わっていました。

 

身体はまだ白かったけど、去年の初冬に生まれたので、もういつ蛹化してもおかしくありません。

この幼虫は、たまに瓶のふちに顔を出します。

 

しかし、翌日には瓶のふちから見えていた部分ををふさいでしまうのです。

 

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観察していると、空洞ができているのに、翌日には穴をふさいでしまうのです。

どうやっているのか分かりませんが、糞で見えなくするのか、まわりのオガを移動させるのか??

 

何て神経質な幼虫なんだ・・。

 

少し瓶のふちに大きな空間があれば、「蛹室」を作っているのかもと、用心深く観察しますが、翌日には塞がれています。

 

これを繰り返す事1月以上・・・。

 

蛹室じゃなければ、マットを取り換えなければいけない。

 

蛹室を作り始める時期のマット交換は厳禁ですが、これがただの食痕なら、最後にマットを交換してから6か月近く。

衛生面でも良くないし、餌がなくなる可能性もある。

 

なにより、雑菌が繁殖する環境下では、病気が発生しやすくなります。

 

更に、幼虫が見えなかった時期が1か月以上あったので、マットの内側を喰い進んでいる可能性も十分にあります。

 

しかし、前回大きな終令幼虫をマット交換のタイミングのせいで死なせてしまった可能性があるので、マット交換には慎重な判断が必要です。

 

・・・、どうしよう・・・。

 

もう、仕事だって手につきません。

瓶の底は、かみ砕かれたオガとフンでドロドロです。

 

ある日、幼虫の体に黒い斑点を見つけた。黒点病?!

 

ある日、また幼虫は瓶のふちの見えるところにいました。

まだ元気に動いていて、マットを食べたりしているようです。

 

でも・・・、なんか・・、胴体の端に真っ黒い点が見えるような気がしました。

翌日も、黒い点がある様に見えて、とても気になります。

 

「黒点病かも・・」

 

 心の中を黒い影が通りすぎていきます。

 

黒点病とは、クワガタやカブトムシの幼虫の体に黒い斑点が出る病気です。

 

ぶよぶよ病程ではないにしろ、致死率の高い病気です。

多くは、環境が不衛生なために感染すると言われています。

 

黒点病が発症しても無事に羽化した記録もありますが、これ以上このマットの中に入れておくわけにはいかないと、幼虫を掘り出すことにしました。

 

多分蛹室ではないと結論付けた点

 

幼虫の掘り出しを決めたのは、もう一つ。

 

「多分、あれは蛹室ではないんじゃないか?」という 結論に達したからです。

 

私はまだ初めてのブリーディングですが、夏に蛹室を作った2匹の行動と、明らかに違う点がいくつかこの幼虫にはありました。

まとめると、以下のような感じです。

 

幼虫の掘り出しを決めた理由

 

 前回蛹室を作った幼虫は、穴をふさいだりしなかった。 

 

 瓶のふちに蛹室を作り始めたら、一目でそれと分かる形になった。

 

 蛹室は、ほぼ1日位で完成し、完成するとすぐに前蛹になり、翌日くらいには蛹になっていた。

 

 この幼虫が顔を出すときには、まだ餌を食べている様子がある。

  

  だから、まだ蛹室を作る前に違いない。

  蛹室を作った後は、蛹化するので餌を食べない。

  更に、体内の排泄物をすべて出してから蛹化する。

 

 

以上です。

 

幼虫の掘り出しを決めた私は、職場でソワソワとしながら、終業時間を待ちました。

 

続く。