こんにちは、かたせうみです。
北海道FUKKOツイート旅で登別を訪れて、限定ボイスを置いていったときのそら・富士葵・アズマリム。
今日は、の・ぼ・り・べ・つ!といえば「ク・マ牧場♪」という、多分道内限定CMで道民以外は誰も知らないけど道民にはおなじみの、登別クマ牧場をご案内します。
3人がクマ牧場を訪れたときの動画が昔あったのですが、現在削除されていて見る事が出来ません。
個人的には、ツイート旅の中で一番面白い動画だなって思ってたのですが・・。
もう、相変わらずゆるゆるで、最後に「熊リアルだったね~!」って・・・・・・・
リアル熊ですからあたりまえですっっ!!!!
クマ牧場へは、ロープウェーで移動します。
おはようございます。
絶好のクマ日和♡
クマ牧場は、温泉街の近くにありますよ。
宿泊したホテルの目の前に見えますが、あそこはクマ牧場の入り口、ロープウェー乗り場です。
牧場へは、ロープウェーでないと入る事ができません。
駐車場520円!
クマ牧場は大人2592円もするのに、駐車料金も取るのか!
と、ちょっと怒ってしまいましたが、周辺のホテルに宿泊していれば、クマ牧場の駐車場まで送迎してもらえることがほとんどです。
また、入場料には往復のロープウェー料金も含まれているので、それを考えると妥当なお値段でしょうか。
でも、家族4人で1万円は痛いヨ・・。
クマ牧場へ行く事が確定している宿泊の場合、 ホテルのプランに「テーマパークチケット付き」というのがあれば、そっちの方が絶対お得なので、旅行をお考えの方は、プランを確認してみて下さいね。
ロープウェー乗り場でQRコードをゲット!
QRコードをゲットしたので(ゲットしたのは息子だけど)、チケットを買って、ロープウェー乗り場へ進みます。
数台に1台、特別仕様で可愛いクマちゃんが乗っています。
しかしこいつは、可愛いからヒグマじゃないぞ!
ロープウェーの所要時間は片道7分(天候により10分)。
かなり上ります。
これだけでも特別な感じで、イベント感があります。
ロープウェーに乗った時点で、もしもクマ牧場が面白くなくても、まぁいっかみたいな寛大な気持ちになっております。
お天気もいいから気持ちいいです。
ていうかさ、クマ牧場行かなくても、この山普通に熊がいるよね・・。
野生の・・。
クマ牧場山頂へ到着!
クマ牧場には、クマがいる他にも「ユーカラの里」という、アイヌのコタン(村)を再現した資料館があります。
とても楽しみにしていたのですが、冬期間は休業という事で、ロープが張られていました。
え~・・、そんなぁ・・。
そして、アイヌコタンのエリアには、「リス村」という可愛い奴らがいる小屋があるのですが、そちらも冬期は休業中で閉鎖していました。
ちょっとぉ・・、ひどくなぁ~い!!?
アヒルもいます。
こぐま牧場も凍った!飼育員さんの悲痛な叫びを聞いてくれ。
ここは、こぐまが遊ぶ「こぐま牧場」。
・・・・・・があるんですが、凍結の為閉鎖。
もちろん子熊はいません。
というか、飼育員さんのコメントがもはやアトラクションです。
「趣味のランニングができません。」て、クマ関係ないでしょwww。
アズマリムやときのそら、富士葵の動画でも、この場面では呆然としていました。
ちょっとちょっと、栃木出身の飼育員さん!
栃木県は北海道と同じくらい雪が降るでしょ、もう(;´・ω・)
恐るべし北海道の冬・・・。
エサを購入し、ヒグマとご対面
せっかく来たから、クマのエサを購入。
お昼前には完売していたので、エサをあげたい人は早めに来てね。
高級品の鮭(300円)と、リンゴ(100円)を購入。
これがヒグマだ!
こうして見ると、もふもふしてるし、エサを催促する仕草も可愛いもんですが、ヒグマは凶暴です。
飼育員さんだって、檻の中からしかエサをあげません。
エサは上から落とすのですが、2頭のクマの間に落ちた日には、争いが勃発します。
争いが勃発すると、エヴァ初号機の咆哮そっくりの雄叫びが園内に響きわたり、かなりビビります。
眠っている鼻息ですら、重低音バッチリ、ウーハーガンガンていう感じで響いてきます。
こんなのに追いかけられたらもう・・・。
だって、『ゴールデンカムイ』で読んだけど、こいつら、車より早いんですよ?!
爪ではたかれた兵士は、顔の皮が全部むけてたし・・。
北海道では割と普通に近所の森で熊が発見されてます。
札幌でも、ちょっと山がある所なら熊は住んでいます。
そして、熊の情報は共有されるし、近くの学校では注意喚起されたり、幼稚園がお休みになったりします。
怖いでしょ。
それでは、天気も良くてのどかだからずっと見ていたい気持ちを抑え、次のポイントへ向かいましょう。
ヒトのオリです。
熊の檻のちょっと先の暗いトンネルを進むと「ヒトのオリ」があります。
ここは、クマと同じ目線で観察したり、エサをあげたりできる場所です。
エサは、空気入れのような所へ入れて、押し出して与えます。
クマがきた!
エサをもらえると思っているな!
舌とか出してて結構こわい・・。
そして、エサを与えるのにもたもたしていると、クマはお怒りになり、大きな手で窓ガラスをはたいてきます。
きゃ~、怖い(;^ω^)
お名残り惜しいですが、エサも与えたことですので、ヒトのオリを後にします。
ちょっと、熊臭かったね・・・。
ヒグマ博物館は是非行って欲しい
ロープウェー乗り場を降りてすぐの所に「ヒグマ博物館」はあります。
かなり老朽化した施設で不景気な感じが漂いますが、とても面白いので、飛ばさずに是非立ち寄ってください!
ヒグマの剥製もお出向かえです。
ビビる、こわいよっ!
展示物はそこまで多くないけれど、冬眠しているヒグマの再現やアイヌの展示物もあり興味深いです。
イオマンテ(熊送りの儀式)の時に使うような呪術用具もあります。
アイヌ文化は、ゴールデンカムイだけではなくて、手塚治虫の漫画でも描かれたことがあります。
「くまみこ」は、東北のお話っぽかったけど、「ノラガミ」に出てくる熊を従えた神様は、アイヌなんじゃないかな~・・?
SNKのゲーム「サムライスピリッツ」でも、ナコルルという女の子がキャラクターでいましたね。
アイヌの展示物
これは、アイヌ文様が入った、アイヌの民族衣装。
ああっ、これは!
ああっ、母上!!チタタプ発見!(漫画『ゴールデンカムイ』によく出てくる。)
漫画で見たやつ~!
あの漫画、困るといつもクマがでてくるよな・・。
最近は出てないから!
ここでも、アトラクション並みの職員さんの文才がさく裂
展示を見ていると、歴代のボス熊の写真と紹介があります。
本来熊は群れで行動しないので、リーダーシップを持った「ボス」という定義には当てはまりませんが、クマ牧場の説明によると、争いになった時に、他のクマが引くという意味合いで、ジャイアン的扱いでボスと認定されるようです。
この紹介文読んでください!
「いつも虎視眈々として、不意打ちの機械をねらい、後から陰険に争うという戦法で、ボスになったものの小競り合いが絶えず、牧場は戦国の世と化した」
・・って・・。
虎視眈々とか、戦国の世とか、普通こんな紹介しないでしょ。
さっきのこぐま牧場といい、職員さんのセンス凄すぎです。
通常は飛ばしがちな説明文や紹介文ですが、ヒグマ博物館の説明は、固い内容のものから、遊び心満載のこんな文章もあるので、じっくり見てみて下さいね。
他の紹介文もかなりウィットがきいていたので、残りは実際に現地で観て欲しいです。
とかいって、この文章、マジメに書いていたらどうしよう・・。
ラストは、クッタラ湖が見える展望台です
ヒグマ博物館の屋上は展望台。
眼下にクッタラ湖が広がり、絶景です。
クッタラ湖畔までは車でも行けるのですが、冬期間は通行止めとなっているので、冬の間はここから眺めるだけとなっています。
非常に透明度の高い湖で、観光地化もされていないので、夏になったら秘境探索気分で見に行って欲しいですね。
あ、ヒグマ博物館には、レストランというか、食堂も1軒ありますので、小腹がすいたりお昼にかかっても大丈夫です。
ヒグマ博物館、冬期間は見どころがいくつか 閉鎖されているので、どちらかというと夏に行くのがおススメですが、冬でも意外に楽しめました。
施設も老朽化しているし、立派なテーマパークでもないけれど、イメージよりもずっと面白いです。
登別の温泉は泉質もいいし、種類も多い。
こじんまりした場所で、連泊には向いてないけどとてもいい所なので、近くに行くときは是非寄ってくださいね。
登別クマ牧場
〒059-0551
北海道登別市登別温泉町224番地
TEL: (0143)84-2225
FAX: (0143)84-2857
入場料
大人 : 2592円
子供 : 1296円
(各種割引あり、ロープウェー料金込み)
HP
入園情報(営業時間・入園料金) | のぼりべつクマ牧場 公式サイト
それではまた!