【網走監獄は面白い!・後半】網走~尾岱沼北海シマエビの旅②

こんにちは、かたせうみです。

予想以上に面白かった、「網走監獄」の記事後半です。

 

『ゴールデンカムイ』のスタンプラリーにつられてやってきた網走監獄の続きをどうぞ。

 

①はこちらです。

www.kataseumi.com

 

監獄歴史館

 

こちらは、網走監獄の歴史や当時の囚人たちの暮らしや作業を紹介している資料館です。

 

網走監獄のメインは、重要文化財である舎房や中央見張り所ですが、こちらの資料館は外さずに是非じっくり見て下さい。

 

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入ってすぐ、小説「網走番外地」と「網走まで」の文章が抜粋されたパネルがあります。

ほんの短いこの文章に、網走の過酷な寒さや遠さが表現されています。

ついスルーしがちなパネルですが、じっくり読んでみて下さいね。

 

志賀直哉の『網走まで』は、網走監獄中央にある庁舎で購入する事ができます。

 

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という事で、私も数十年ぶりに志賀直哉を読みました。

 

行先が「新潟」だったら、川端康成の有名な小説がありますが、志賀直哉の小説『網走まで』で、主人公が知り合うのは、小さな子供2人を連れた母子です。

 

新潟だったら里帰りという事もあるでしょうが、「網走まで」となると・・・、色々想像させられますね。

これ以上は書きませんが、色々と謎のまま終わる14ページは、時代背景と相まって、その後何日も反芻してしまう作品です。

 

歴史館中央のシアターは必見!!

 

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監獄歴史館は、様々なものが展示されていますが、必ず見ていただきたいのが中央にある3面シアターです。

(写真なし)

 

網走監獄の囚人が切り拓いたと言われる、中央道路開削の様子が短編映画によって再現されています。

その内容の壮絶さは、ふらっと通りすがっただけの人たちの足を完全に止めてしまうほどです。

 

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こちらは、囚人に着けられた足枷。

本当にこんな時代が存在したんだ・・・。

 

館内は、その他にも網走監獄の豆知識コーナーもあり、現在の刑務所の様子等も展示されています。

 

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これは、テレビ番組でもおなじみ、現在の刑務所の様子です。

 

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単独室とか・・、テレビはあるし個室だしで、カプセルホテルより良くない???

この様子から・・、政治犯ですかね?

何しちゃったんでしょうかね?

 

二見ケ岡刑務支所

 

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自給自足の先導的な建物として、明治29年に建てられたという、「二見ケ岡刑務支所」。

結構ゆるい施設だったらしいです。

 

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刑務作業中・・・。

あずきをより分けたり、草鞋作ったりしてますね。

 

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食事風景。

 

映画や漫画では、必ず囚人同士のけんかが始まる場面です。

 

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浴場です。

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お風呂場と言えども、お喋りは禁止だったようですね。

 

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ちょっと衝撃的な、拘束衣や拘束具の展示もあります。

 

網走監獄のメイン「舎房」です。

 

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有名な舎房。

5棟が放射状に広がる舎房です。

アニメ『ゴールデンカムイ』のオープニングにも出ています。

 

木造行刑建築物としては、世界最古で最大の規模を誇るとのこと・・・。

今となってはある意味贅沢な、総天然木材の建築です。

 

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漫画そのものですが、長い廊下が映画『グリーンマイル』も思い出させます。

 

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おっと、天窓に「脱獄犯」。

 

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実際に脱獄を繰り返す囚人はいたようで、展示資料の中にも、脱獄王の詳しい説明があります。

そして、興味深く見学していると、突如現れる人形・・・。

 

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いや、本当、この人形があるのとないのとでは、この施設雲泥の差ですわ。

 

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模範囚には、専用のせっけんや手ぬぐいが与えられたらしい。

 

受刑者が恐れた「独居房」が後半です

 

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独居房・・・、真っ暗です。

 

労働もなくのんびり一人で・・、という気楽さが羨ましいと思っていたけど、独居房を見てそんな気はこれっぽっちも起きなくなりました。

白石もここ、入れられてたよね??

 

さて、駆け足で紹介しましたが、監獄内にはまだまだ紹介していない所が沢山あります。

 

見るべきところがたくさんあるので是非、実際に訪れて見てきてください。

 

監獄博物館を出ると、物産館があります。

ここは、庁舎で扱っているお土産とは、また違ったお土産を買う事ができます。

網走監獄名物のTシャツの品ぞろえも豊富ですよ。

娘はここで「出所祝い」と書いてあるTシャツを買っていました。

そのセンスはよくわかりません・・・。

 

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雨が降ってきそうですが、これから知床峠を越えて、尾岱沼に向かいます。

漁協がやってる時間につかないと、旅館で(こっそり)食べる北海シマエビが買えなくなっちゃう。

 

次回へ続く・・・。

 

読んでいただき、ありがとうございました。