函館から車で札幌方面へ向かっておよそ30分。
札幌方面から函館へ向かう場合は、高速道路の終点。
そこには、国定公園である「大沼公園」があります。
函館観光の拠点として宿泊地に使われることもあるけれど、大沼公園はどちらかというと、独立したリゾート地。
車で30分は、意外と遠いのです。
という事で、今日は大沼公園に来ています。
大沼公園は湖畔の散策路も整備され、近くにはキャンプ場もあり、夏はかなり賑わっています。
レンタサイクルや釣り堀、カヌーや乗馬、パークゴルフなどを楽しむこともでき、眼前に広がる駒ヶ岳では登山もできます。
そんな大沼公園に隣接する『鶴雅リゾートエプイ』は、2016年にJRから鶴雅が買収したちょっとリッチなホテル。
今日はエプイを徹底レビューします。
静かで大人向け。
大規模なホテルとは違う贅沢を味わえる鶴雅リゾートエプイ。
どんな所か気になる方は、読んでみて下さいね。
鶴雅リゾートエプイは静かで落ち着いた大人向けのホテル
札幌方面から車を走らせ3時間半 。
大沼インターチェンジを降りました。
・・・、あ、暑い・・。
北海道とは思えん。
今回の旅行は娘と息子。
夫は仕事で欠席です。
夫、ごめんよ。
大沼公園まで来ると、案内板。
駅の裏側なので、ちょっと細い道です。
鶴雅リゾートエプイ到着。
2階建ての低層ホテルは、大沼公園駅のすぐ裏手に建っています。
このタイプのホテル、好き。
エントランス。
駐車場は無料。
チェックイン前でも停める事ができます。
カヌーや乗馬、セグウェイなどはそれぞれの施設へ予約が必要ですが、エプイではレンタサイクルを無料で借りる事ができます。
(チェックイン前OK)
ホテル内の売店。
主にお土産を扱っていて、スキンケア用品やコンタクトの保存液、ビール等はほとんどありません。
客室にアメニティがひととおり揃っていますが、この売店では食料や忘れ物の補充は期待できないのでご注意ください。
レストランとブーランジェリーは、宿泊棟から一旦外に出た所にあります。
海外のリゾート風。
こちらは、敷地内にあるホテルのパン屋さん。
ジャムなどのお土産もあります。
パンはすごく美味しいです。
ベーカリー店内。
どうしても「ブーランジェリー」と書けない私・・。
ロビー。
到着が早かったので、とても静かです。
フロントのすぐ横にはバーラウンジがあり、落ち着いた雰囲気。
「エプイ」では、チェックインからチェックアウト迄、アルコールを含むバーでのドリンクを無料で楽しむことができます。
(夜は23時まで)
高級ウイスキーなどは一部有料ですが、ビールやワインなどは無料です。
午後8時まではセルフサービスですが、8時以降はバーテンさん登場。
セルフだったワインを注いでくれたり、高級ウイスキーを頼んだりできます。
セルフサービスと言っても、グラスが素敵なので贅沢な感じがしますよね。
因みに生ビールもあるんですが、こちらは有料。
以前は生ビールも無料だったらしいのですが・・、時代か。
夜9時を過ぎると、バーラウンジではお茶漬けのサービスが始まります。
出汁のきいたお茶漬けは美味しかったです。
現在はコロナ対策で客席数を減らしていますが、夜のラウンジは結構賑わっていました。
鉄オタ歓喜!バーラウンジ「クロフォード」での鉄道模型に感動
クラシカルなこのホテルは、元々「クロフォードイン」という名前のJRの持ち物でした。
紆余曲折あり、その後鶴雅リゾートが買い取るのですが、その名残で鉄道模型やジオラマがバーラウンジに残されています。
すごく立派なジオラマですが、なんと自分の鉄道模型をここで走らせることもできるようですよ!
鉄道全く詳しくないのですが、想像のはるか上を行くバーラウンジのジオラマは、鉄道ファンにはきっと感涙ものでしょう。
すごく精巧につくられています。
ん?北海道新幹線。
アップデートされてるな??
すごく素敵な鉄道模型。
残念なことに一部に痛みが認められました。
鶴雅さんにはしっかり引き継いでいただいて、お手入れを怠らないようお願いしたいです。
バーラウンジから湖畔に出られます
バーラウンジ「クロフォード」の奥には扉があり、そこから湖畔に出る事ができます。
行ってみましょう。
扉を開けるとウッドデッキ。
ソファでゆったり寛ぐことも可能。
まっすぐ進むと湖畔に出ます。
突き当りのバルコニー。
今日は、午後にブライダルがあるらしく、コーディネーターの人達が準備にいそしんでいました。
「よかったら写真撮ってってください。」
と言われたので、フラワーアーチの下で写真撮りました。
ホテルの敷地はそんなに広くないのですが、整えられたお庭があり、開放的なハンモックが2つ設置されています。
一目散に駆け出してハンモックに横になる娘と息子・・・。
娘18、息子成人済み・・・・・・。
奥に見えるガラス張りの建物はレストラン。
夕食と朝食はあちらで摂ります。
緑の庭でリラックス〜。
鶴雅リゾートエプイに宿をとる場合の注意点
鶴雅リゾートの「エプイ」はすごく素敵なホテル。
ただしちょっと大人向け。
お庭は広くてハンモックもあるけれど、ホテル内にゲームコーナーやプールなどはなく、食事も基本レストランでのコース(約2時間)となるので、小さいお子様は飽きちゃうかもしれません。
だからと言って食事を付けない場合、大沼公園駅近辺で食事できるところは限られ、夜は早く、4時とか5時にはお店が閉まってしまうので注意が必要です。
お酒を飲んでしまうともう車移動できずアウトなので、ホテルでの飲み物や食べ物は到着前に準備した方が無難です。
静かで大人向けのホテルなので、プールやゲームに期待する年齢の子がいるファミリーの場合は、近くのプリンスホテルかグリーンピア大沼に宿をとる方が楽しめると思います。
歩いて行ける所にコンビニはなく、ホテル内に自販機もないので、この環境を楽しめる年齢でないと厳しいかも・・。
逆に、ザワザワ、ガチャガチャしていないので、カップルや上質な時間を楽しみたい人、食事や読書を楽しんだり、客室露天風呂でゆっくりしたいという方々には超おススメです。
お部屋のレビューは次回ですが、とても広いです。
エプイのプランなどを確認してみたい方は、こちらのリンクをご利用ください。
Gotoトラベル対象施設です。
グリーンピア大沼やプリンスホテルは⤵です。
それではまた。