博多と言えば博多ラーメン。
九州に来たなら豚骨だ!!
と、いう事で、博多駅の筑紫口から徒歩7分の所にある行列店「一双」に来てます。
時間は既に2時を過ぎておりますが、並んでいます。
博多は溶けそうな暑さ・・・、道民には辛い・・・。
ここに何分並べばいいんでしょうか・・???
しかし、お連れ様が「気分はラーメン。ラーメン食べなきゃ帰れん!」と言うのでお付き合いしています。
ラーメンは好きですが、実は食レポの中では苦手な部類です・・・。
本州の豚骨は、豚骨じゃないらしい・・・。
時は数十年前、東京にも本格豚骨ラーメンが入ってきて、流行の兆しが見えていました。
しかし、九州人に言わせると、「あれは本当の豚骨じゃない。」そうだ。
私には何人か九州人の友人がいるのですが、誰に聞いても同じ答え。
別に口裏を合わせたわけでもなく、その友人同士面識もありません。
でも、誰に聞いても、九州出身の人は口をそろえてこう言うのです。
「これは、豚骨ラーメンじゃない。」と。
「九州の豚骨は、もっとギトギトしていてこってりで・・・。」などと語っていましたが・・。
本場の豚骨って・・、どんなもんじゃい!
一双に到着しました
なかなかシブイ店構えですな。
博多駅周辺には、いくつもラーメン店がありますが、調べてみたら「一幸舎」と「一双」がとくに有名で混雑しているらしいです。
そういえば、私が泊まったホテルのすぐ近くに「一幸舎」がありましたが、いつも誰かが並んでいましたねぇ・・。
豚骨ラーメンの店が多いのか、繁華街には獣の匂いが漂い、まるで台湾あたりにいるようでした・・。
一双は、一幸舎に比べると獣の匂いは控えめな感じです。
そういえば、一双のご主人は一幸舎で修業したらしいですね。
店員さんの指示があってから、食券を買う
「一双」の注文システムは、食券制となっています。
(替え玉は現金で追加オーダーOK)
列に並んでいると、時折店員さんがやってきます。
そして、「前の人が食券を買って帰ってきたら、次の人が食券を買いに行く。」というシステムを説明してくれます。
間口が狭いので、順番に食券を買いに行かないと大変なことになりますね。
スープは豚骨一択と思われます。
メニューは・・・
- 味玉ラーメン
- チャーシューメン
- 味玉チャーシューメン
- ワンタンメン
- 特製ラーメン
他に、トッピングも選べて、ライスのセットなどもありましたよ。
ワンタンメンも気になったけど、私はこちらをチョイス!
食券を買うと、程よいころ合いに、店員さんが麺の固さなどを聞きに来てくれます。
それにしても暑い・・・、クーラー効いてなかったらどうしよう・・。
一双入店
順番が来ました!入店です。
待ち時間は30分強という所。
クーラー効いてた、良かった・・。
店内は、カウンター席に、カウンターテーブルの席が数席。
もっと狭いと思っていたので、意外と広いなという感じです。
あっ、豚骨ラーメンにつきもののショウガと高菜だ!
ここの高菜は、明太高菜でした。
ちょっと口にしてみたけれど、これは・・、相当辛いです。
ライスに合わせたら、これだけで一杯いけますよ。
お茶づけにしてもよさそうだね~。
おおっ、にんにくが丸ごと置いてあります・・。
この器具で潰すのか・・。
やってみたいけど、ここは・・、我慢するべきか・・、悩む・・。
(結局我慢しました。いっとけばよかったと今更後悔)
味玉ラーメンきました!食レポしま~す。
盛りはシンプルですね~!
特製にすると、全部乗ってるのかな??
博多ラーメンには、私の好きなメンマは乗ってないんだな~・・。
思ったほどこってりギトギトはしてませんね・・。
最近は背油ラーメンとかもあるから、それに比べればあっさり・・、ではないけど、食べやすい。
たまご美味しそう~!
色は白いけど、味がしっかりついてます。
博多ラーメンて、替え玉の分を考慮して麺が少なめのイメージがあるんですが、一双のラーメンは一杯でほぼ満腹になりました。
年かなぁ・・。
チャーシューの厚さは好みが分かれると思いますが、私にとっては食べやすい薄さだったので、追加トッピングでチャーシューつけるか、チャーシュー麺でもよかったかも。
明太高菜とショウガをトッピング。
ショウガには、獣臭さを和らげる働きがあります。
北海道のラーメンは太目の麺が多いんですが、博多ラーメンらしい細麺でどんどん食べられます。
外で汗だくで並んだから、塩分を補給しないとね。
はぁ~、完食。
替え玉注文しようと思ったけど、万年ダイエット中なので、我慢しました。
博多一双の感想
ラーメンの食レポはちょっと苦手なんですが、博多一双は良いお店でした。
豚骨ラーメンは、いくつも食べたことが無いので何とも言えませんが、美味しかったですよ。
私がよかったと思うのは、挨拶を始めとした接客ですね。
味も良かったけど、テキパキとした接客がとても気持ちよかったです。
特に特別なサービスを受けたという訳ではないのですが、あれだけ長時間混雑を続ける店舗で、ラーメン店にありがちな店主の怒鳴り声などが全くなかったので好印象でした。
食事は旅先での楽しみの一つでもあるんですが、いくら美味しくても、接客が悪ければ旅の思い出は半減してしまいます。
そういった意味でも、一双は、いい思い出をくれたお店でもあります。
しかし、お店を出ると髪の毛から洋服からすべてが獣臭い・・・。
一幸舎に比べてくせのない匂いだと思ったけれど、やっぱり博多ラーメンはすごいわ・・。
ホテルの人に聞いたら、一幸舎は結構こってりだと言っていました。
今度来たら、行ってみようっと。
それではまた。
博多に行ったら、ラーメンだよね。