うみブログ

主に旅行記や、映画の感想などの雑記ブログ

場末感とキャッツアイ「オーシャンズ8」を見て来ました

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こんにちは、かたせうみです。

今日は『オーシャンズ8』を見に行ってきました。

とっても面白くてゴキゲンな感じで帰ってきたので、早速レビューします。

 

先週『ミッションインポッシブル』、今週『オーシャンズ8』と、この夏はなかなかいいぞぅ!

 

『オーシャンズ8』は、結構前から楽しみにしていたんですよね~!

 

オーシャンズ8感想

 

『オーシャンズ8』の主人公は、デビー・オーシャン。

前オーシャンズシリーズの主人公「ダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)」の妹です。

 

色々あって服役中でしたが、この度仮出所する事になるところから、話が始まります。

 

「もう、悪さはしない。」的なことを誓って出所しますが、この話が、そんなお話しじゃない事は、皆さんご存知ですよねぇ?

 

主人公のデビーは、この仮出所の日を、出所面談の練習をしながら待っていたんですよ。

 

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出典:「オーシャンズ8」パンフレットより 表紙

 

話をかいつまんで言うと、出所してきたデビーが昔の相棒とともに仲間を集め、カルティエの秘蔵のお宝を盗み出す話なんですが、もう、見どころは話以外にもたくさんあります。

 

カルティエやドルチェ&ガッバーナ、プラダにバレンティノ。

豪華な宝石や素敵なドレス、ため息が出るメットガラに、アナ・ウィンター(ファッション誌『ヴォーグ』の伝説的編集長)本人まで!

パンフレットを確認しましたが、「メット・ガラ」には、数々のセレブが実際に出演しているし、アナ・ウィンターのオフィスやアシスタントも全て本物です。

 

もし、デートで彼女と『オーシャンズ8』を見に行く男子がいたら、これまでのシリーズより、高級ファッションの基礎知識を仕入れていった方がいいと思いますよ。

 

キャッツ・アイとか、ルパン三世感がたまらない

 

映画そのものの内容としては、『そんなうまくいくんかい』という所もありますが、話のテンポがよく、最後はちょっとした展開もありますし、口八丁とオーソドックスな詐欺手口で、ほどよくヒューマンチック。

 

アクションは全くありませんが、それでもこんなに面白いもんだなぁと、感心します。

 

3Dプリンターやスキャナーやハッキング。

最新鋭のハイテクを使いながらも、雰囲気は『ルパン三世』や『キャッツ・アイ』。

 

ドラマ『コンフィデンスマン』を面白く感じた人なら、絶対面白いと感じるはず。

 

また、アジトやメンバーの場末感がたまりません。

貧乏くさいのとは違う場末感が、「悪い人たちねぇ~。」という感じで、またいいんです。

そしてそして、大好きなケイト・ブランシェットが、もうかっこよくて。

それだけでこの映画は、見る価値がありますよ。

 

オーシャンズ8、サンドラブロックとケイト・ブランシェット写真

左、ケイト・ブランシェット。右、サンドラ・ブロック「オーシャンズ8」パンフレットより

 

『オーシャンズ8』登場人物紹介

 

それでは、以下は恒例登場人物紹介と、寸評です。

話の内容を細かく書くとよろしくない時は、毎回こういう感じになります。

(以下、出典は全て「オーシャンズ8」パンフレットより) 

 

デビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)

 

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『オーシャンズ8』の主人公、デビー役です。

この女優さん、意外に息が長かったなぁ。

 

「スピード」に出てた時には、一発屋かと思ったけど、ケイト・ブランシェットやアン・ハサウェイらに囲まれても、しっかり主人公として輝いています。

 

ただ、正面のショットが、マイケルジャクソンに激似。

 

女優さんの整形に批判はないんですが、『ちょっと直し過ぎちゃったかな?』という感じです。

という所で、2枚上の写真を見てみましょう・・・、あっ!

 

後半で着ているドレスは「アルベルタ・フェレッティ」。

髪の毛も金髪アップでとても素敵です。

 

ルー(ケイト・ブランシェット)

 

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昔、デビーと組んでちょっとケチな仕事を繰り返していたルー。

現在はナイトクラブのオーナーですが、デビーとは連絡がつくようになっていたみたいです。

 

スレンダーなスタイルを活かして、ロックでユニセックスな服装で、「オーシャンズ」の司令塔。

 

今回、うっとりするようなイケメンが登場しない代わりに(正しくは、一人いたかもしれないけど)宝塚のような立ち位置でこの方がいます。

 

喋り方もカッコ良ければ、着ている服もかっこいい。

ラスト近くには、黒のジャンプスーツを着てバイクにまたがるシーンも。

 

メットガラには堂々と登場しませんが、「ジバンシー」のグリーンのオールインワンを着て出てくるときには、客席から黄色い歓声が上がってもおかしくはない。

 

私はノンケですが、この人から迫られたらきっと断れない・・と思う♡

 

ダフネ・クルーガー(アン・ハサウェイ) 

 

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本作品の、お色気担当(?)。

 

今、最も人気がある、ハリウッドの有名女優役。

 

オーシャンズ達は、カルティエの門外不出のお宝『トゥーサン』を外に出させる為、メットガラのホステス役である彼女の胸に着けさせようと、あの手この手で近寄ります。

 

プライドも高く、ナルシストでエキセントリックなハリウッド女優のイメージぴったりな彼女の演技には笑えた。

ダフネは、遂にカルティエのお宝を身に着けてメットガラに登場します。

因みに、ドレスは目も覚めるようなピンクの「ヴァレンチノ・ガラヴァーニ」です。

 

『トゥーサン』を身に着けたときにダフネから出るため息は、全女性のため息と言ってもいいでしょう。

 

今回は、いい肴にされちゃうだけかと思いましたが??

 

ローズ・ワイル(ヘレナ・ボナム=カーター) 

 

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ローズは、世間ではオワコンと呼ばれている、かつては一世を風靡したファッションデザイナーで、多額の借金を抱えている。

彼女自身も『もう才能は枯渇したのよぅ!』と言っていますが、「トゥーサン」に合うダフネのドレスをデザインしたんだから、頑張りました。

さすが、かつては一世を風靡したデザイナー。

 

元々、全然犯罪者でもないし、どちらかというと善良な市民。

デビーとルーに指示されて、ダフネと会談するシーンは、この映画の面白シーンナンバーワンでしょう。

 

かつて一世を風靡した、という表現がぴったりな彼女の容姿からは、「シンディローパー」を思い出すし、『ヴィヴィアンウエストウッド』を彷彿とさせる衣装も、レトロな感じでとてもキュート。

 

メットガラで着ているドレスは「ドルチェ&ガッバーナ」ですが、ヴィヴィアンを参考にしているようで、好きな人は一見の価値ありです。

 

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画質が悪くて申し訳ない。

 

他にも紹介したいのですが、何せ8人もいるのでこの辺で。

シンガーのリアーナも天才ハッカー役で出ていますが、メットガラには真っ赤なドレスで登場し、セレブの存在感を発揮しています。

 

リアーナの変わり身も素敵。

 

 

『オーシャンズ8』の紹介の最後に 

 

『オーシャンズ8』は、キャストやドレス、宝石も豪華な所が話題になりがちですが、話もなかなか面白く、時間も110分と短いので、まだ見に行っていない方は、是非見に行ってみて下さい。

下は、前オーシャンズのDVDです。 

 

DVD向けな部分もありますが、映画館はいいですよ!

最後まで読んでくださった方に、この一言。

「ああ~、やっぱりそれ、バラしちゃうんだ・・・。」

 

読んでいただき、ありがとうございました。