嫌な予感はしていた・・・。
トルコ情勢も、ネットである程度は把握していた。
こんにちは、かたせうみです。
数日前に、チラッとTwitterで呟きましたが、遂にFXで『ロスカット』というドラマを成し遂げたので、このブログは、その記録です。
イカ食べている間に、めでたくリラがロスカットされました。
— かたせうみ (@kataseumi) 2018年8月10日
地獄の釜から出てきたな
お盆だしね、私はこの時、旅先でイカを食べていたのでした・・。
ロスカットの説明等
「ロスカット」とは何かを一応説明しておきます。
各FXの会社が定める証拠金の維持率が、一定以上を下回ると、強制的に持っている通貨が決済されます。
これを「ロスカット」と言い、利用者が多額の借金を抱えるのを防止することを目的としています。
というか、実際のイメージは、FX会社から見限られるような感じです。
そして、私が使っているFX会社の基準は50パーセントです。
証拠金というのは、FX口座に置いている保険金というか、質草というか、ある程度の損失まで カバーできる金額の事を言います。
FXは、口座に入れている資産の数倍まで取引できます。
これをレバレッジをかけると言いますが、1倍なら、持っている金額のみの取引となり、外貨預金感覚で利用出来て、ロスカットのリスクはほとんどありません。
但し、自己資金のみという事は、取引できる金額も少ないので、短期的な資産の運用には向いていません。
で、私は当然ながら、レバレッジをかけていたわけです。
ちゅー事で、今回は、その証拠金が50パーセント切ったので、FXの会社から強制的に決済されて、資産に大打撃を受けたまま、強制的に退場させられました。
・・、たった一晩で、350パーセント位あった証拠金がロスカットだもんねえ、映画か?
今回は、もう追加資金をいれないと決めていた。
とりあえず、リラを始めて1年ちょっと。
今までも危機はあった・・。
初めは株の配当金で、極少額で始めたんですが、たまに追加資金を入れたり、ドルで儲かったりして、いつのまにか積みあがったある程度の資金・・。
まるで、借金や悪いお薬のCMのようです。
数か月前、かなりの危機があり、その時はたまたま生き延びましたが、『今度同じようなことがあったら、もう追加を入れるのは止めよう。』と、決めていました
私は先日、2泊3日の旅行に行きましたが、その時ちょっと良くない状況だったので、旅行に行く前に証拠金をチェックしました。
その時は証拠金は300パーセントとちょっとありましたので、『少しは大丈夫でしょう』と、出かけたのですが・・。
旅行1泊目夜中
証拠金維持率が100パーセントを切ると、まず、携帯にメールで連絡が入ります。
これを「アラート」とか言いますが、旅行に行った深夜に鳴りました。
通貨が下がると、下がったところで買う人もいるので、価格は上下を繰り返し、100パーセントを切っても、また元に戻る事もあります。
しかし、今回はそんなことはなかった。
そして早朝、再度アラートが鳴ります。
「証拠金に不足が生じたので、期日までにお金を入れておかないと、強制的に決済しちゃうよ。」と。
もう追加はしないと決めていましたが、とりあえず状況の確認だけでもしようと思ったら
『あれ、ID番号も分からなければ、パスワードも分かんないじゃん!!』
金融関連は自宅のPC以外からログインはしないので、旅の空からではサイトにアクセスすることもできず、状況も分からず、チャートも見られず。
ええっ、そんなぁ!!
・・・、かたせうみさん、なすすべなく、ただ13階段へ呼ばれるのを待つのみ。
そして、そのまま、(多分)売買の攻防は全く繰り広げられないまま、お昼には強制的にロスカットされました。
確か、先週リラはまだ22円位だったと思うけど・・・⤵
結局、一時15円位まで 下がったようで、掲示板も大変なことになっていました。
私が、いつも見ている新興国通貨のブロガーさんも、遂に全建玉が強制的に決済されたようです。
いや~、一夜にしてこんなに下がるとか、怖いですね~・・。
ギリシャの時は知らないけど、大変だったんでしょうね~・・・。
そういえば、使っている証券会社からは、ユーロは消えたし・・。
と、他人事の様に書いていますが、打撃は大きいです。
しばらくは自制しよう・・。
明日からお茶漬けだね。
帰宅して状況をみてみたら、惨憺たる結果でした。
利益が出たら、海外旅行に行こうと思っていたのに・・。
すまんね、家族よ。
こうなったら、損失を確定申告して、利益と相殺するしかないな・・・。
でも、他で利益って、何だろう??利益・・、出るのか?
あの時まかり間違って追加資金を入れていたら、火傷くらいじゃ済まなかったような気がするので、結果的にはよかったという事にしておきます。
ああ、こわいこわい・・・。
というわけで、今日の記事はおしまいです。
読んでいただき、ありがとうございました。