うみブログ

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胆のう切除手術前日【ノンフィクション】カニの胆石日記 手術編③

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こんにちは、かたせうみです。

カニさんの胆石日記、手術編③です。

 

①はこちらでどうぞ。

www.kataseumi.com

 

 

午前11時過ぎ、病室へ戻る

 

術式の説明が終わり、午前11時過ぎには病室へ戻った。

 

諸々準備し、嫁は、「明日8時過ぎには来る。」と言って、早々に引き上げていった。

 

実は、この病室は少し居心地が悪い・・・。

同室の老人2人が寝たきりだったりして、 身体のお世話が必要なのだ。

 

病院なので、清潔に保たれてはいるが、排泄のお世話もあるので清潔にも限界がある。

ヘルパーさんがついてはいるが、なかなか思うようにもいかないらしい。

 

そして、ちょっと元気な方の老人Bは、痴呆もあるのか、少しわがままなのだ。

この話は詳しくは差し控えるが、入院中、ちょくちょく私は悩まされた・・・。

 

手術前は、絶食じゃなかった!

 

午前11時を過ぎて、12時にさしかかる頃、昼食が配膳された。

外科病棟の食事は、内科病棟よりも30分も早い。

多分、外科病棟から配膳していくのだろう。

 

今回は、食事制限がないので普通に病院食が食べられることになり、昼食は『カレーライス』だった!!

 

初回の緊急入院中は、ほとんど絶食だったので、これは嬉しい!

退院後、食が細くなったとはいえ、普通にはモリモリ食べられるのだ。

 

そして食後、私は部屋を出て、談話ルームでワイドショー等を見て夕方まで過ごすことにした。

 

午後4時過ぎ、胆のう摘出手術の前処置が始まる。

 

午後4時過ぎ、ふらっとベッドへ戻ると、担当看護師が顔を出し「足のサイズを見せて下さい。」と言ってきた。 

 

術後、約1日間はベッドで安静となることから、血栓防止のちょっときつめの靴下を履くらしい。

形としては、ふくらはぎまでのストッキングのようなものだという。

 

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サイズあわせの後、「今日入浴しますか?術後2日は入浴やシャワーはできないですよ。」

と、看護師がニコッとしながら話しかけてきた。

入院した日を含めると3日間は入浴できないことになるので、自分は「はいりま~す♡」と答えた。

 

看護師は、「入浴が終わってベッドに戻ったら、呼び出してください。」と言った。

 

入浴後、ベッドで看護師を呼びだしたところ、担当看護師ではない違う看護師があらわれ「夜勤の〇〇です。」と紹介があった。

 

手術前の処置として、綿棒に消毒液らしきものをつけて、ヘソを拭くらしい。

 

 

明日の手術の為、おへそキレイにしますね~。

 

 

と、看護師は、私のおへそを綿棒でグリグリしてきた。

 ぐりぐら、ぐりぐら・・・。

 

肝心のおへそは「キレイですね✨」とほめられた。

 

それもそのはず、入院前に私はへそを掃除してきたのだから。

ふっ、恥をかかずにすんだぜ。

 

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カニと老人Bの攻防

 

夕方6時過ぎに夕食を終え、病室でくつろいでいると、老人BのベッドからTV音が聞こえてきた。

イヤホンで聞いている様子はなく、かなり大きな音量だ。

TVはカードを挿入すると番組を見ることが出来るが、ただ電源を入れただけでは「病院案内」がエンドレスで流れるのみとなるが、老人Bのテレビはずっと「病院案内」が流れたままだ。

 

・・・・、飽きないのだろうか・・・。

エンドレスの入院案内で、こちらは既に頭が痛い位だ。

 

そのうち老人Bからいびきが聞こえ始めた。

 

ねてるー!!まじかこりゃ!

勘弁してくれ!!

 

たまらず私は看護師に相談して注意してもらった。

 

その後音量は下がったが、しばらくするとまた音量は上がった。

耳遠いんだね・・・、でも、マナーだからイヤホンくらいしようよ・・。

 

見守るのも限界に来てしまったので、カーテン越しに直接注意してしまったのは、言うまでもない。

その後、老人Bはテレビを消したようだった。

このままイヤホンをしてくれたら言う事ないのだが・・・。

 

向かいの老人Aはというと、ずっと寝息を立てながら眠っている。

私が来てから起きた様子は全くなかった・・。

 

入院初日、夜9時消灯

 

さて、夜も9時になり消灯時間となった。

前回入院の時もそうだったが、病室の横スライドドアは、昼夜開けっ放しである。

今回の病室はナースステーションのまん前なのだが、ステーション内で管理している、ナースコールや心電図アラーム等の病院機材が終始、ピーピー、ピコーンピコーンと鳴っている。

 

これが夜になると結構な騒音(看護師さんごめんなさい。)で、ナースステーション内の看護師がバタバタとしているのがとても気になった。

加えて、老人A・Bのダブルいびきは、退院するまで慣れることはなかった・・・。

 

④へ続く

 

ご挨拶

 

当ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。 

 

この物語は、職場の隣人「嘉仁(カニ)」のノンフィクション作品です。

『人生半分過ぎたらしいので、色々やってみるブログ』は、かたせうみが管理していますが、『カニの胆石日記』につきましては、「カニ」が執筆して、かたせうみが加筆修正しております。

 

これまでの話もご覧いただける場合は、カテゴリー『胆石日記』、または、グローバルメニュー、リンク『胆石日記』をご利用ください。 

読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

胆石日記①はこちら

【ノンフィクション】カニの胆石日記① - 人生半分過ぎたらしいので、色々やってみるブログ

 

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【ノンフィクション】カニの胆石日記⑥ - 人生半分過ぎたらしいので、色々やってみるブログ

 

【ノンフィクション】カニの胆石日記⑦ 大腸内視鏡検査 - 人生半分過ぎたらしいので、色々やってみるブログ

 

手術編はこちら

 

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【ノンフィクション】カニの胆石日記 手術編② - 人生半分過ぎたらしいので、色々やってみるブログ

 

【ノンフィクション】カニの胆石日記 手術編③胆のう手術前日 - 人生半分過ぎたらしいので、色々やってみるブログ

 

【ノンフィクション】カニの胆石日記 手術編④胆のう摘出手術当日 - 人生半分過ぎたらしいので、色々やってみるブログ

 

【ノンフィクション】カニの胆石日記 手術編⑤胆のう摘出術後 - 人生半分過ぎたらしいので、色々やってみるブログ

 

【ノンフィクション】カニの胆石日記 手術編⑥胆のう摘出手術後の様子等 - 人生半分過ぎたらしいので、色々やってみるブログ

 

【ノンフィクション】カニの胆石日記⑦ 手術編 最終回 - 人生半分過ぎたらしいので、色々やってみるブログ