こんにちは、かたせうみです。
今日は、2月ころから温めていた(?)お墓についての記事です。
昨日、デヴィ夫人がテレビで『模擬お葬式』というのをやっていて、私は『わ~!!やられた!あの記事死んだじゃん!!』
とガクッと来ましたが、やっぱり書くことにしました。
自分のお墓って・・・・・・。
考えたことありますか?
5年前、友人が亡くなりました。
5年前に、小学校時代からの親友を、突然心不全で亡くしまして。
この年なので、近しい人を亡くしたのは初めてじゃないんですが、小学校低学年からず~っと続いている友人は彼女だけでした。
世代世代に友人はいるけれど、もう、昔好きだったバンドの話や、お互いの彼氏の話、前置きや説明なしに、人生通して話せる子がいなくなっちゃったもんで、私の青春も荼毘に付されたわけです。
青春あばよと泣いたわけですよ。
で、今日は、そういうセンチメンタルな記事じゃなくって、お墓の話です。
突然だったので、お墓をどうするか
5年前、患っていたわけでもない伴侶を突然なくし、ご主人は途方に暮れる。
何とか葬儀は出すわけですが、まさかそんなね、お墓なんて無いんですよ。
通常だったら婚家のお墓に入るんでしょうが、夫の実家は遠い。
友人とその夫は、首都圏の友人宅近所で暮らしていて、お互いの会社も東京。
20代で、仲が良かった自分の母親を亡くした友人は、きっとお母さんと眠りたいだろう・・・。
と、夫や友人は思うわけなんですが・・(お父上は、事情があって一緒に暮らしていない。)
でも、嫁いでいるため、そんな事できません。
それに友人も・・・、結婚してから10年未満だし、きっと婚家の墓には入りたくないんだろうなと。
心の整理もままならぬ旦那さんは葬儀の時、「妻の骨は、しばらくそのままにしておきます。」と言っていた。
あれから5年・・・・・。
で、友人のお墓が出来たので、行ってきましたよ!
かるぅ~く書いてますが、お墓を前にすると、泣けるもんですわ。
新しく買った墓地は、分譲されたばかり。
区画整理され、墓石が整然とならんでいる。
緑豊かで、芝は手入れされているし、とってもきれい。
4日前に見た谷中の古い霊園とは、雰囲気も規模も色々と大違い。
当日は天気も良く、のんびりと「久々の再会」ときたもんだ。
その墓地は、まだまだ拡大して分譲中。
という事で、事務所には墓石や素材のサンプルが飾られていました。
こ・・・これは!!
友人がブログ記事を導いてるに違いない!
そう思った私は、おもむろにシャッターを切りました。
墓石のサンプル、見たことある??
事務所に並べられた墓石のサンプル・・・、たくさんあります。
みんな違うんですよ。
墓石のデザインも、縦長のようかん型から、主流はコンパクトな洋型墓石へ。
彫のサンプルもございます。
墓石あれこれ
そんな中、いくつかの墓石をご紹介したいと思います。
御影石、インド産。
昔からある代表的な墓石です。
隠語じゃないけど、「御影石」といったら、お墓のことです。
磨かれていて、映り込みがすごいです。
ほんのりと優しい色合い、岡山産万成石。
やわそうですが、極めて堅固だそうです。
味わいのある、明るめの紅雲、中国産。
中国産の野菜は信用できないけど、中国4000年はずしりと重い
きっとこの石は、春秋戦争も見ていたのだろう(??)
これも中国産。
ピンクで可愛いですね。
福島産、「吹雪」
墓石の大きさにしたら、引き立ちそうです。
沢山飾られてたけど、一番ぐっと来たのは、下のこれですね。
ノルウェー産「ブルーパール」。
黒い石の濃淡中に、所々みられるメタリックな青。
ロマンチックです。
綺麗・・・・。
宝石大好きなので、キラキラしたこの石はたまりません。
詳しい値段は、ぱっと見どこにも書いていない。
思わず、事務所で話を聞こうとしていた私を、一緒に来ていた妹が抑制。
ちょっと!!ここで聞いたら、2時間はかえれないよっ!!
う~ん、そうだね。
帰ってちょろっと調べたけれど、石の種類にもランクがあって、よくわかりませんでした。
「ご予算でお見積もりいたします。」
だって・・・・・。
ありがちですね。
それで、友人が亡くなってから、私はずっと考えていたというか、身近になったというか。
『お墓をどうするか』問題です。
②へ続く。
おまけ
最近は、本州でもあるのかわかりませんが、北海道では「屋内霊園」というのがあります。
昔ながらの野外霊園ももちろんあるんですが、テレビCMが入るのは最近ほとんどこのタイプ。
北海道には土地がたくさんあるのに、やっぱり広すぎる事とか、雪のこととかで、こういう事になるんでしょうか。
嫁に来たときはびっくりしました。
屋内納骨堂、調べたら結構本州にもあるみたいですね。
読んでいただき、有難うございました。
続いちゃうけど、次で終わりますから(;^_^A