こんにちは、かたせうみです。
3連休、楽しみにしていた『キングスマン・ゴールデンサークル』が公開になったので、観に行ってきました。
息子は受験のためお休み。
今回は、人が死ぬ映画が大嫌いな娘を連れて行きました。
前日には、1作目のDVDで復習し、準備ばっちり!
しかし、この復習を前日にした事がアダになるとは・・後で知る。
なお、レビューには公開前に解禁になっているあらすじと、登場人物を含みます。
まずは率直な感想を
まずは、『キングスマン ゴールデンサークル』の感想です。
「どうだった??」と聞かれた場合の回答ですが、私は「面白かったよ~!!」 と回答します。
スパイアクションなので、一作目を見ていなくても面白いと感じるとは思うのですが、
『キングスマン ゴールデンサークル』を楽しむためには、一作目を見ておかないと隅々まで楽しめません。
前作と同じシーンがあったり、続いてる部分もあるので、これから観に行く予定の方は是非1作目をレンタルしてから観に行ってください。
1作目もすっごく面白いですよ!!
2時間あっという間です。
「キングスマン/ゴールデンサークル」チラシ
軽くあらすじ
主人公が所属する『キングスマン』とは、表の顔はロンドンの高級テイラー。
裏の顔は、独立した諜報組織。
仕立てのいいスーツに身を包み、ハイテク武器と派手派手アクションでミッションに臨むエージェント達。
超ハイテクノロジーなのに、どこか残るアナログっぽさは健在です。
ノスタルジックな「古き良き時代」を彷彿とさせますが、よく考えれば『ミッションインポッシブル』位ハイテクなんですよね、不思議ですね。
小道具の選び方とか、ロンドンの街並みがそうさせるのでしょうか?
前回の『キングスマン』、IT大富豪の悪役「ヴァレンタイン」を「サミュエル・L・ジャクソン」が演じてました。
今回は、世界最大の麻薬組織『ゴールデンサークル』のボス「ポピー」が黒幕。
演じているのは「ジュリアン・ムーア」。
「キングスマン/ゴールデンサークル」パンフレットより、ジュリアン・ムーア写真
ヴァレンタインのイカレっぷりもなかなかですが、彼女のほうが、人間としてもう逝っちゃってますね、不気味です。
最後の最後までキャラがブレずに逝っちゃってます。
このキャラの立ち方、男性には無理だろうなぁ。
そんなポピーが、「こんな地下組織なんてイヤ~!!麻薬を合法化して目立ってやるんだ~!」と企むお話です。
物語冒頭から大きな立ち回りがあり、ワクワクドキドキ!
なんですが、一作目の『キングスマン』はR15で、今回の作品はPG12なんですよ。
R15指定は「15歳未満鑑賞不可」なんですが、PG12となると、入場制限はなく、判断は成人保護者にゆだねられます。
という事は、マイルド・・・という事で間違いないでしょう。
気になる性部分の描写ですが、個人的には今作の方がエロい感じがしたけれど、下着をつけていたからOK?
前作は、最後に王女がヒップをさらけ出したからR15?
ってな感じです。
どちらかと言うと、お茶の間で困るのは今作なんだんだけどなぁ・・?
一作目のおさらいは必須なんですが、これをいつするか??
おさらいの一作目鑑賞、前日に観るのはお勧めしませんね。
R15とPG12、かなり違います。
どうやらシリーズ化するみたいなので、R15のままだと厳しいという結論になったんでしょうかね。
独特のセンスで演出されたアクションや、殺戮シーンが大幅に減少しています。
『キングスマン』一作目のような、軽快なBGMでの虐殺アクションや、『威風堂々』のBGMに乗って繰り広げられた殺戮アクション、超クレイジーな花火シーンのようなインパクトはありません。
あのセンス、どこから来るのか・・・。
前日にそんなのを観ちゃったものだから、『ゴールデンサークル』は、ちょっと物足りなかったかな??
特に一作目は、主人公の成長する過程があったり、ハンター試験があったり、面白く感じやすい要素が満載なんですよ。
今回の映画も面白いのに、続けて観るとどうしても比べてしまうので、せめて2~3日は空けたほうがいいかも。
キングスマン感想2
ポピーは、前作のどさくさに紛れて世界的スーパースターのエルトン・ジョンを拉致しちゃってるんですが、これが本物!!
物語の後半大活躍です!
娘世代には分からないかもしれないけど、エルトンジョンといえば、大スターです。
もうね、衣装とか、衣装とか、衣装とか!!
1作目は、物語の終盤で世界を救いに行くエグジーに、捕われの王女様が、助けたお礼にかなりなご褒美を用意してました。
(書けない)
今回は、ハリーがエグジーと同じく、こう言います。
「世界を救ったら、コンサートのチケットをくれますか?」
と。
エルトンジョンは
「バックステージパスをあげるわよ。」
と言いますが、これは前作になぞらえたセリフ遊び?
そのままただのバックステージパスの意味か?
それとも?
あと、予告編やポスターでもう分かっているので書きますが、一作目で頭を撃たれたはずのハリーは生きていました。
一作目も観て欲しいのは、ハリーがどれだけ出来る男だったのかを知って貰う為でもあります。
しかし、映画のお話だけなのか、そういう事があるのか、あんな至近距離で「頭を撃ちぬかれても生きていることが出来る」時代がくるとは。
ハル・ベリーも出ていますが、彼女はもう少し使いどころがあったんじゃないかな~?
万人ヒットを狙って、風呂敷大きくし過ぎちゃった感は否めない。
今回予算が大きくついたのか、明らかに「金掛けてんな」というシーンがあるのですが、そこが、実は個人的には一番退屈なシーンでした。
あと、最も書きたかったことは、ここでは書けません、観に行ってください。
やだ~・・・、泣かせないで・・・。
キングスマン/ゴールデンサークルパンフレット表紙
おまけ
さて、人が死んだり怖いのは大嫌いな娘。
昨日の復習は画面にくぎ付けで、否定的ながらも面白かったようです。
でも、今回観に行くのは本当は気が進まない。
映画が終わった後は、息子との感想会のようにはいきませんでしたが、娘の感想を載せておきます。
ハンバーグより、花火のほうがマシ・・・・・・・・。
だそうです。
意味は・・・・、見てからね。
読んでいただきありがとうございました。