こんにちは、かたせうみです。
積丹の小泊を抜けて、島武意海岸へ向かう②です。
①はこちらです。
それでは、島武意海岸から御覧ください。
小泊を出発し、美しい島武意海岸へ
小泊から国道を進み、道道913号に入り、ほどなくすると『島武意海岸』。
国道をそのまま走っていると、ショートカットしてしまうので注意して下さい。
島武意海岸到着
島武意海岸は、山というか崖の下。
駐車場を降りると、雰囲気たっぷりの小さなトンネル。そこを抜けると、眼下に美しい海が広がります。
「絶景かな絶景かな。」
入り口には『鱗晃(りんこう)』というお食事処。
ここでもウニ丼を食べる事ができ、この辺りから、余市や美国よりウニ丼の値段が下がってきます。
展望台から見える、この海岸へは降りていく事が出来ます。
けっこうな道のり。この日はあいにく雨上がり、晴天の写真をお見せできなくて残念です。
たまに、ここでテント張ったりバーベキューとかしている人がいるんですが、コンロとかを持ってここを下るんでしょうか???凄い。
という疑問と驚きが出てしまう位、結構な急斜面で長い道のりを海岸まで下りていきます。
本当は、もっともっと綺麗で眺めの良い海岸です。
泳いでいいとも、悪いとも書いていないですが、水に入る人が沢山います。
海岸で気持ちよくなったら、登っていくのにまた一苦労(T_T)
積丹の有名店『みさき』
島武意海岸を出て、神威岬方面に車を走らせると、数軒食堂が並んでいます。
その中に、『みさき』という食堂があります。
ここは、超有名店。積丹一といっても過言ではないでしょう。
初めて積丹に行くなら、「みさき」が一番オススメ、店主自ら採ってくる生うにが味わえます。
店内も綺麗だし、値段もリーズナブル。味は勿論折り紙つき。
週末は、10時30分を超えると行列必至、覚悟です。
限定15食、赤ウニ(バフンウニ)丼
5年前、かなりの早朝に出発し、ありつく事の出来た、希少な赤ウニ丼。
まだブログを始めていない時期に、この写真が残っている、奇跡です!
ブログを始めるまであまり写真を撮っていなかったので、この写真が残っているという事は、よっぽど感動したんでしょう。
うに丼、今年(2017年)は3950円らしい。札幌で食べたら5~6000円は超えますよ。
味は勿論言う事なし!!
こちらのご飯は酢ではなく、白飯です。
観光客相手って、「味はそこそこで高い」というイメージで、行く前は正直「胡散臭い、地元の名店はどこだ!」という気持ちでしたが、よくよく考えたら、この土地でこんなの観光客しか食べませんよね。
新鮮で甘いうに、ここまで来た甲斐ありました。
観光客相手を馬鹿にしてごめんなさい。
このウニ丼は、積丹や礼文、利尻など、確かにその土地でしか味わえない極上の味です。
飽きることなくぺろりと平らげ、数時間後のげっぷまでもが美味しいウニ味。(汚い)
・・・所で、ご飯の好みはあると思いますが、個人的に生うに丼は、白飯の方が合っている気がします。
始めは、私も『なんで酢飯の店が少ないんだろう』って思ってました。
①でも書いたんですが、採れたての生うに、軽く海水の味もあったりして甘くとろける。
このデリケートな味は、酢や薬味の影響を受けることなく味わうのがいいのではないかと思うのです。
酢飯派の方には申しわけないですが。
神威岬へ・・ここの岬は本当にすごいぞ
『みさき』を出て、神威岬に向かいます。
途中『岬の湯しゃこたん』という、日帰り温泉があるので、神威岬で流した汗と疲れを癒して帰るのもいいでしょう。
こんな辺鄙な所(おっと失礼)に、充実した施設の綺麗で清潔な温泉施設。
露天風呂からは、積丹ブルーの海が見渡せます。
近くに野塚キャンプ場があるので、キャンパーたちも訪れるようです。
大広間では食事もできて、ゆっくりできます。
夏場、びっくりするくらい美味しくて、今迄飲んだ事のない様なトマトジュース がここで提供されていますので、是非トライしてみてください。
ウニ丼と張るね、この美味しさ。
そして、何故神威岬で汗を流し、疲れ果てるかというと・・・・・
神威岬到着
神威岬はこんな所です。
万里の長城!?
こんな風に、岬のず~っと先まで道があります。
頑張って先まで行くと・・・・・。
こんな絶景が待っています。
灯台守と義経伝説
やっと積丹ブルーっぽい写真。
かなり上からでも、透き通った海を見る事が出来ます。
この辺りの海底には白い岩が多く、繁殖した藻等の影響もあり、この美しい色合いが出ているそうです。
岬の先端には灯台。
昔は灯台守がいたらしい。
この道は、かなり最近になってから整備されたもの。
以前は、海岸まで降りないと移動する事は出来ませんでした。
海岸まで降りる道は、今は閉鎖されているようです。
また、ここには、「生き延びた義経が北海道に辿り着き、ここからモンゴルへ渡り、チンギス・ハーンとなった」という『源義経伝説』があります。
その時、義経に懸想していたアイヌの娘「チャレンカ」が、義経を追って、ここから身を投げたとも。
以来、女人禁制だったそうですよ。掲示板に、この話や先ほどの灯台守の話が詳しく解説されているので、お立ち寄りの際は読んでみてくださいね。
おまけ
積丹の話は以上ですが、数年前泊った民宿で、振る舞われた食事の写真があったのであげておきますね。
「みはらし荘」
アワビの陶板焼きと生ウニつき。
この他、デザートのソフトクリームと浜焼きもついてきます。
浜焼きは、お腹一杯で食べられなかった。
朝食も、バイキングではなく御膳。朝からイクラが出たり、美味しい一口カレーがあったり。
民宿にしては高かったけど、お風呂も施設も綺麗で大満足でした。
夏場は食堂として、ランチもやっていますが、口コミを見ると少し値段が高めになったようです。
積丹のウニは、8月で終わりですが、9月からはアワビが旬です、是非一度来てみてください。
読んでいただき、有難うございました。