こんにちは、かたせうみです。
夏も後半、こんな事がありました。
ある土曜の昼下がり、息子から入電。
私
「はいはい、何?」
息子
「クワガタ飼っていい?」
私
「はぁ???何言ってんの、あんたの汚い部屋にクワガタなんて置けないでしょう!」
息子
「いや、でも△×○で△△△なんだって!いっぱい△×?で・・(よく聞こえない)」
こんな時のこの電話、世のお母さま方の予想通り、ダメとか言っても持って帰るにきまってます。
私
「(仕方ないなぁ~)で、何なのさ?ミヤマ?ノコギリ?オオクワガタ?」
息子
「これからじゃんけんで決める。」
私
「・・・・・・。」
そんなこんなで、10年振りに、我が家にクワガタがやってきました。
わ~・・・・・・⇩
小学生の夏休みっぽいと思われた方、残念。
息子は今年高校三年生。受験生なんです一応。
残念なのは私の方です・・・・がっくり。
で、話を聞いてみると、学校近くのお祭りで買ったらしいです。
息子いわく「買ったんじゃない、くじで当たった。」らしい・・・
私「くじってさ、いくらよ。」
息子 「300円」
外れってあるのか?まさかメスが外れなの?
じゃあ、300円で買ったのと変わらないじゃんよ~!
息子は頑なに「当たった」と言い張ってるけど、もうどうでもいいよね・・。
しかも、友達3人で行って、皆クワガタくじを引いたらしい。
他のお母さんの「うわ~何やってんの(うんざり)。」な顔が目に浮かびます。
仕方ないので、とりあず納屋を探すと、息子が小学生の時に買った水槽発見。
取っとくものだね。
ついでに10年以上前の虫用ゼリー発見!これは捨てました。
あとは、登り木と昆虫用マット、コバエ防止シートが必要です。
虫用水槽は、大変汚れていて、所々に泥がついてるので、裏の公園で洗ってくるように指示。
すると息子、遊んでいた小学生に囲まれている。
後で聞いたら、この様な会話がなされていたようです。
買ってきました
近所の小学生が、高校生に絡み飽きた頃、息子帰宅。
貧乏なので、結局虫の飼育グッズは親持ちとなりました。
総額2000円超え・・・・。昆虫恐るべし・・・・。
早速セッティングします。
意外と小さいノコギリクワガタ。
メスなんて、ゴキブリにしか見えません。
本当は、オスとメスは一緒にしちゃいけないんだよ~、良い子のみんなは真似しないでね。
見てます、見てます。
息子どころか、娘、父親まで、水槽に張り付いて、ず~っと。
・・・勉強しなよ・・・・。
しかもこのオスクワガタ、朝脱走しようとして捕獲されています。
メスはず~っと土の中で寝ていて、たまに地上に出てくるだけ。
うちの子達とそっくり。
晴れてクワガタ王国の主となった息子ですが
息子は晴れて、クワガタの飼い主となったわけですが、2次元に限りなく近い範囲で生きているクワガタは、人間を、ましてや飼い主を認識しているのでしょうか?
私は、してないと思うんですよね。
で、仮に幼虫から培養土で育てられていたとしたら、非常に狭い世界でこのクワガタは暮らしていたわけです。
そして、大陸大移動のように、ちょっとだけ良い環境に辿り着いた。
と、すると、息子は神か?
けつまずいて大地震の図。
⇩
と、くだらない妄想があとから後からわいて出たので、ちょっと漫画にしてみました。
あれから毎日、朝な夕なに水槽を眺めては、「動かない」だの「死んでるんじゃないの?」だのの会話が繰り広げられています。
息子曰く「高校生になってクワガタ飼うとは、思ってもみなかったな~。」だと。
こっちのセリフだよ!
しかも、クワガタって長生きなんですよ。
息子は来年一人暮らしの予定なんだから、連れて行ってよね・・・・・。
読んでいただき、有難うございました。
クワガタのその後はこちらです。
クワガタ狂想曲 - 人生半分過ぎたらしいので、色々やってみるブログ
クワガタ狂想曲② - 人生半分過ぎたらしいので、色々やってみるブログ